

ホンダプレリュード中古の相場は、年式やコンディションだけでなく「希少性プレミア」が強く働いており、80~120万円前後を中心にしつつ、状態や仕様次第では200万円台後半〜300万円近いプライスタグが付く個体も見られます。
流通台数は非常に少なく、全国在庫が数十台規模にとどまるケースもあり、「欲しい仕様が出たときに即決できるか」が実際の相場よりも購入可否を左右する場面が多くなっています。
20年以上前の車種であるにもかかわらず相場が高値維持されている背景には、VTECエンジン搭載グレードや4WS搭載車といった、当時のホンダらしい先進技術への評価と、若い頃の憧れを今になって叶えたい層からの支持が重なっている点が挙げられます。
プレリュードは歴代で複数の型式がありますが、現場で問い合わせが多いのはE-BA8 / BA9 / BB1 / BB4といった4代目・5代目前後のモデルで、2.2L DOHCまたはDOHC VTECを積む「Si」「Si VTEC」系が主力です。
カタログデータを見ると、Siは約160馬力、Si VTECは約200馬力を発生し、全幅1765mm・全高1290mmのワイド&ローな2ドアスペシャリティクーペという成り立ちで、FFながら電子制御4輪操舵システム「ハイパー4WS」搭載グレードも設定されていました。
中古で狙われやすいのは、5速MT+VTEC+4WSといった「全部入り」に近いBB1/BB4系ですが、4WSのメカや電装を含めて維持難易度は高くなるため、整備環境や部品ルートが乏しいお客様には、あえて4WSなし・AT車など、ややシンプルな構成を提案した方がトラブル後の印象が良いケースもあります。
プレリュードは年式相応に故障リスクがあり、とくにエアコンコンプレッサーのトラブルは「高額修理案件」になりやすく、リビルト品の流通が少ないため新品相当での対応を迫られ、見積額が一気に跳ね上がることがあります。
ほかにも、オイル漏れ・パワステ系統・電動格納ミラー・電動パワステなどのトラブル事例が中古専門店のブログや整備実績として挙がっており、30万km超えの個体でオイル漏れ修理に約7万円前後掛かった例も報告されています。
整備士目線では、購入前や買取査定時に以下のような点を重点チェックしておくと、後々のトラブル説明がしやすくなります。
こうした箇所を写真付きで顧客に説明しておくと、「買ったあとに聞いていない」といったクレームの予防だけでなく、旧車としての整備方針を共有しやすくなります。
参考)『ホンダプレリュードを中古で買いたいのですが、メリットと..…
プレリュードのリセールバリューは「古いほど安い」どころか、古い型式の方が高値を付けられるケースもあり、「型式が古い=希少価値が高い」と評価される独特の相場感があります。
旧車としてのプレミアが付く条件としては、「内外装がきれい」「オリジナル度が高い」「点検整備記録が残っている」「ワンオーナーまたはオーナー履歴がはっきりしている」といった要素が挙げられ、走行不能でも内外装がきれいなら高値で売れる可能性があるとまで言及されているほどです。
整備士として査定アップに貢献できるポイントは以下の通りです。
また、プレリュードは旧車に強い専門店や旧車買取に実績のある業者で査定を取ることで、一般的な「古いクーペ」として扱われる場合よりも高額査定が期待できるため、ユーザーには複数社査定+旧車専門店の相見積もりを勧めると良いでしょう。
参考)プレリュード(ホンダ)の買取・売却・査定相場情報|カーセンサ…
プレリュードのリセールと売り方の考え方を詳しく解説している参考記事です(リセールバリューと査定アップの考え方の補足用)。
ホンダ プレリュードのリセールバリューはどのくらい?
中古プレリュードを「売れる状態」に仕上げるうえで、価格に対して効果が大きいのは、派手なカスタムよりも「安心感が伝わる整備記録」と「目に見えるコンディションアップ」です。
具体的には、納車前整備として以下のようなメニューをパッケージ化し、「旧車向け基本パック」としてセット提案すると、整備内容の説明がしやすくなり、販売店側も見積もりが立てやすくなります。
さらに、販売用の写真撮影前にヘッドライトの黄ばみ取りや内装クリーニングまで含めてしまうと、「整備工場の見える仕事」として評価され、ユーザーからの信頼にもつながります。
旧車らしく「多少のにじみや消耗は許容範囲だが、致命的なところは手を打ってある」というラインを事前に共有しておくと、クレームを抑えつつ整備コストもコントロールしやすくなります。
プレリュードのような年式の車は、最新車種のように診断機だけで完結できない一方、OBD系の簡易診断や電装チェックを組み合わせることで、効率よく状態把握ができるポジションにあります。
たとえば、ECUや4WS制御系にエラー履歴が残っていないか診断機で確認しつつ、実際の試走で「据え切り時の違和感」や「中速コーナーでの追従感」をアナログにチェックすることで、どちらか一方では見落としやすい初期不良を拾い上げることができます。
さらに、旧車らしく「ハーネスの硬化・カプラ内の接触不良・アースポイントの腐食」といったトラブルは診断機だけでは拾いきれないため、ルームランプやメーターバックライト、パワーウインドウ作動など、負荷をかけながらの動作確認を組み合わせると、納車後の電装トラブルをかなりの確率で先取りできます。
こうした「デジタル+アナログ」のハイブリッド点検を、見積書に簡単なコメント付きで残しておくと、整備工場としての専門性と安心感が伝わりやすくなり、結果的にプレリュード中古の販売単価や整備単価のアップにもつながっていきます。
ホンダ公式のプレリュード性能・安全情報です(歴代モデルのコンセプトや安全装備の背景理解に利用)。
性能・安全|プレリュード|Honda公式サイト
ホンダ車全般のアフターサービス方針が確認できる公式ページです(点検・整備方針の補足理解用)。
他店で買った車もサポートOK。Hondaのアフターサービス。

タミヤ(TAMIYA) 1/24 スポーツカーシリーズ No.373 Honda プレリュード (BF1) プラモデル 24373 (自動車)