

プラドのリセールを語るうえで外せないのが、ホワイトパールやブラックといった定番色と、赤系であるレッドマイカメタリックの位置づけです。 プロ査定サイトでは、輸出を含めた需要の高さからホワイトパールクリスタルシャインとブラックが上位色として挙げられ、リセール狙いのユーザーが集中する傾向がはっきり示されています。 一方で、レッドマイカメタリックはカラーバリエーションの中でも販売台数が少なく、人気ランキングでは4~5位程度にとどまることが多く、数としては「少数派の遊び色」という扱いです。
ただし、プラドという車種自体のブランド力が非常に強いため、赤であることが即「売れない色」とは限りません。 5年落ちで残価率100%前後、7年落ちでも約90%前後という高水準のリセールを維持しており、そのベースの高さのなかで色差が出ているイメージに近いと言えます。 つまり、ホワイトパールのようなトップ色と比べると赤系の残価率は若干劣る傾向があるものの、一般的なSUVと比べれば十分高値で推移しているケースが珍しくありません。
参考)【2025年最新版】ランドクルーザープラドのリセールバリュー…
色別人気の背景には、海外輸出の条件やフリート需要も関係しています。 多くの輸出マーケットでは白や黒が好まれ、業務用・公用車でも定番化しているため、再販時の買い手候補が圧倒的に多くなります。 その結果、査定現場では「同条件なら白黒優先」と評価テーブルが組まれていることが多く、赤系はどうしても1ランク下の査定レンジからスタートしやすいのが実情です。 整備士としては、この色別の需要構造を理解しておくことで、お客様への説明に説得力を持たせられますし、買い替え相談の段階で適切なアドバイスがしやすくなります。
参考)【プロの車屋が査定】ランドクルーザープラドの人気色とカラー別…
ランドクルーザープラドのカラー人気・特徴の参考記事(色別の印象と設定可能な内装色の解説に関する部分)
ランドクルーザー プラドのボディカラーは全9色!色ごとの特徴
赤系プラドといえば、多くがレッドマイカメタリックで、深みのあるワインレッド系の色味が特徴です。 街中で見かける機会は少なく、色解説記事でも「乗っている人が少ない」「他と被りたくない人に適した色」として紹介されており、オーナーの多くが個性やデザイン性を重視して選んでいることがうかがえます。 実際に中古車検索サイトで赤系プラドを絞り込むと、在庫台数の少なさが一目で分かり、ホワイトやブラックに比べてかなり限られた母数の中で売買されている状況です。
希少性はリセール面で「諸刃の剣」になり得ます。 絶対数が少ないため、赤系に強いこだわりを持つユーザーにとっては探しづらい存在であり、ピタッとハマる買い手さえ見つかれば相場以上の価格で成立することもあります。 一方で、需要の母数が小さいため、タイミングを誤ると「欲しい人が出てくるまで時間がかかる」「値引きしてでも回転させたい」といった動きになりやすく、結果的に査定額が圧迫されるリスクも無視できません。
参考)(ランドクルーザープラド 赤系の査定相場:26年1月23日更…
赤系を選ぶユーザーは、ボディコーティングや洗車、ホイール・タイヤのドレスアップにもこだわる傾向が見られると指摘されることがあります。 深いレッドは光の当たり方で表情が変わりやすく、磨き上げたときの美しさが映えるため、きれいに乗り続けるモチベーションが維持しやすい色とも言えます。 整備士の立場では、「赤は退色が心配だからコーティングを」「洗車キズが目立ちやすいからこのケミカルを」といった具体的な提案につなげやすく、メンテナンスと価値維持をセットで説明できるカラーです。
参考)ランドクルーザー プラドのボディカラーは全9色!色ごとの特徴…
在庫台数が少ないことから、同じレッドマイカメタリックでも、装備仕様やグレード、走行距離がバラつきやすいのも特徴です。 そのため、赤系プラドの査定や仕入れでは「相場表の平均値」だけでなく、個々の車両の見た目やコンディションが販売価格に直結しやすく、整備・美装の仕上げレベルがリセールを大きく左右します。 現場の整備士にとっては、ボディケアや下回り防錆など、見えにくい部分まで含めた「長くきれいに乗れる状態」を提案することで、赤プラドの魅力を最大限に引き出す役割が期待されます。
参考)ランドクルーザープラド(トヨタ)のレッド系(赤)の中古車を検…
赤系プラドの中古車在庫・台数感の参考ページ(赤系絞り込みでの在庫数と価格帯のイメージに関する部分)
ランドクルーザープラド レッド系(赤)の中古車
150系プラド全体のリセールバリューを年式で見ると、3年落ちで残価率約103%前後、5年落ちで約100%前後、7年落ちでも約90%前後という、国産SUVの中でも突出した数値が公表されています。 10年落ちでも約72%前後とされており、「古くなっても値崩れしにくい」車種であることがよく分かります。 これらの数値は色を問わずプラド全体の傾向を示したものですが、査定テーブル上ではここから色やグレード、装備、状態による加点・減点が行われていきます。
赤系プラドの査定傾向を見るうえでポイントになるのが、走行距離と市場の受け止め方です。 赤系に限定した査定データでは、走行距離5万km台と24万km以上で平均価格がそれほど大きく変わらない例が報告されており、「距離が伸びても一定レンジの需要が残る」ことが示唆されています。 これは、プラドの耐久性に対する信頼が厚く、高走行車でもオフロード・アウトドア用途で割り切って購入する層が存在するためで、走行距離だけで極端に評価が崩れにくい構造と言えます。
参考)https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/LAND_CRUISER_PRADO/model4/market/
もっとも、色の好みが分かれやすい赤系は、低走行・高年式であっても「購入予算が合う赤好きのユーザー」をどれだけ拾えるかで実勢価格が変動しやすい側面があります。 そのため、査定現場では車両状態が良くても、「白黒と比べた場合の売りやすさ」を織り込んで、やや控えめな金額からスタートする販売店も少なくありません。 整備士として査定に関わる場合には、車歴や整備履歴、下回りのサビ具合、塩害地域の使用歴といった情報をきちんと整理し、「色以外の強み」をどれだけ言語化できるかが、最終的な査定額の押し上げに直結します。
参考)トヨタ ランドクルーザープラド レッド(赤) 中古車情報|中…
年式ごとの相場表を見ると、TX、TX Lパッケージ、TZ-Gといった各グレードで、新車価格と買取相場、リセールバリューが細かく公開されており、赤系を含めた仕入れ・下取り時の判断材料として有用です。 特に150系後期のディーゼル車は総じて高値を維持する傾向が強く、ボディカラー差よりも「ディーゼル×4WD×装備内容」で評価が決まりやすいケースも見られます。 こうした全体傾向を押さえたうえで、赤という要素をどの程度マイナスと見るかは店舗や販路によって変わるため、現場の相場感と組み合わせて判断することが重要です。
参考)ランドクルーザープラドのリセールバリューは高い?人気グレード…
プラドの年式別相場・グレード別残価率の参考記事(残価率とグレードごとのリセール差に関する部分)
ランドクルーザープラドのリセールバリューは高い?人気グレードや年式別価格を解説
自動車整備士の立場から見ると、プラド赤のリセールは「色そのもの」だけでなく、「赤をどうきれいに維持してきたか」というプロセスの見せ方が大きな武器になります。 退色やクリア層の劣化が出やすいカラーであるからこそ、定期的な洗車やコーティング、ポリッシャーを使った磨きの履歴がきちんと残っていれば、白黒よりもむしろコンディションの差が目立ちやすく、上手に維持された個体の価値を強調しやすいのです。 お客様に「赤は手がかかるけれど、その分きれいな状態だと評価されやすい」と伝えられれば、メンテナンス提案もポジティブに受け止められます。
また、赤系プラドのオーナーはアウトドア志向が強い一方で、愛車を写真映えの良いロケーションに連れ出すことを楽しむ層も多く、ルーフキャリアやサイドオーニング、グリルガードといったカスタムパーツを装着しているケースも目立ちます。 整備士としては、こうしたカスタム内容が車検や整備性に与える影響を正確に説明しつつ、「ノーマル戻しを含めた売却戦略」まで提案できると、リセール面の信頼感が一段上がります。 例えば、査定前に社外ホイールから純正に戻しておくべきか、リフトアップ量がどの程度なら中古車店でも扱いやすいか、といった具体的な助言は、現場経験のある整備士だからこそ説得力を持たせられます。
さらに、下回り防錆や足回りのブッシュ・ショックの状態など、外から見えにくい部分のコンディションを写真や整備記録で残しておくことも、赤系プラドの価値を守るうえで重要です。 雪国や沿岸部で使用されてきた車両では、塩害による腐食が進行しているケースが少なくなく、ここを丁寧にケアしてきた個体は、赤であっても「長く安心して乗れるプラド」として他色より高く評価されることがあります。 整備士が点検時に撮影した写真やコメントをお客様に渡しておけば、売却時にそのまま「整備履歴の証拠」として使えるため、結果的にリセールの底上げにつながります。
このように、プラド赤のリセールは相場表だけでは測りきれない「手間をかけた分だけ報われやすい」面を持っています。 整備士が日常の点検や車検の中で、塗装・下回り・足回り・電装の状態をきちんと見立て、次のオーナーにどう引き継げるかを意識した整備提案ができれば、赤系でも十分に満足度の高いリセールを目指せるはずです。
プラドのリセールは、色だけでなくグレード選びによる影響も非常に大きく、赤系を選ぶ場合でもTXかTX Lパッケージか、ガソリンかディーゼルか、といった組み合わせ方で将来価値が変わります。 データを見ると、TXやTX Lパッケージといった中核グレードは、3~5年落ちでほぼ100%前後の残価率を維持するケースが多く、限定仕様車や一部の高額グレードよりも安定したリセールを期待しやすい傾向があります。 赤系を選ぶ際も、この「売れ筋グレード×希少カラー」という組み合わせを意識することで、出口戦略を描きやすくなります。
具体的には、5人乗りか7人乗りか、サンルーフやレザーシートの有無、Toyota Safety Senseなど安全装備の内容も、中古市場での見られ方に影響します。 赤系のような好みが分かれるカラーを選ぶ場合、装備面はできるだけ幅広い層に受け入れられやすい「無難な組み合わせ」に寄せておくと、買い手候補を狭めずに済むのがポイントです。 逆に、色も装備も尖らせすぎると、マッチするユーザーが一気に絞られ、リセールの振れ幅が大きくなりがちです。
整備士としてお客様と話す際には、「赤は好き嫌いが分かれますが、人気グレードと装備を選んでおけば出口は確保しやすいですよ」といったアドバイスを添えると、感情と資産価値のバランスを取った提案になります。 さらに、買い替えのタイミングとして3年・5年・7年あたりでの残価率が高いことを伝え、「このあたりの年数を一区切りに考えておくと、赤でもリセールを損ねにくい」という出口戦略をセットで説明できれば、長期的な信頼関係の構築にもつながるでしょう。
プラドの中古価格相場・グレード別新車価格と買取相場の参考ページ(グレード選びと価格帯の目安に関する部分)
ランドクルーザープラド 150系(トヨタ)の中古価格相場

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