ムーヴコンテ前期後期違い|グリル・エンジン・装備の変更点

ムーヴコンテ前期後期違い|グリル・エンジン・装備の変更点

ムーヴコンテ前期後期違い

ムーヴコンテ前期と後期の主な違い
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外装デザインの変更

フロントグリルのデザイン刷新、アルミホイール新デザイン採用、LEDストップランプ化

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エンジン性能向上

第2世代KFエンジン搭載、エコアイドル採用で燃費27.6km/Lを達成

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内装・装備の変更

センタークラスター色変更、スピードメーターデザイン刷新、キーフリーシステム改良

ムーヴコンテ前期のフロントグリル特徴


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ムーヴコンテの前期モデル(2008年8月~2011年5月)は、4本ラインのオーソドックスなフロントグリルを採用していました。ノーマルモデルでは控えめなデザインで、カスタムモデルでもメッキライン1本のみとシンプルな外観が特徴です。
参考)【後期型】ダイハツ ムーヴコンテカスタム(L575S/L58…

前期型のデザインコンセプトは「カクカクシカジカ 四角いムーヴ」というキャッチフレーズの通り、直線を基調としたスクエアスタイルで、普通車のトヨタ初代bBに通じる合理的なデザインとなっていました。女性ユーザーを中心に、ムーヴやワゴンRの独特なデザインを好まない層をターゲットにした設計です。
参考)【後期型】ダイハツ ムーヴコンテ(L575S/L585S型)…

カスタムモデルでは専用のハイロー独立式ヘッドライト(ディスチャージ仕様)とスクエア型フォグランプを標準装備し、個性的でスタイリッシュな印象を与えていました。​
型式はCBA-L575S(FF)とCBA-L585S(4WD)で、前期モデルのエンジンは4代目ムーヴ用のKF型エンジンを搭載していました。
参考)ムーヴコンテ型式:CBA-L575S(ダイハツ)のクルマカタ…

ムーヴコンテ後期のグリルデザイン変更点

2011年6月のマイナーチェンジで後期型となったムーヴコンテは、フロントグリルが大幅にデザイン変更されました。ノーマルモデルでは太いラインを1本配置し、上下に非対称の開口部を設けたスタイリッシュなデザインに刷新されています。
参考)ダイハツ、「ムーヴコンテ」など小変更し、発売 【ニュース】 …

カスタムモデルではメッキグリルが大型化され、前期の控えめな印象から存在感のある迫力あるフロントデザインへと進化しました。メッキの面積が増えたことでキラキラ感がアップし、より精悍な顔つきになっています。​
後期型の型式はDBA-L575S(FF)とDBA-L585S(4WD)に変更され、排ガス規制の対応も実施されました。
参考)ムーヴコンテ(ダイハツ)の型式一覧

アルミホイールのデザインも刷新され、カスタムGグレードでは14インチ新デザインアルミ、RSグレードでは15インチ新デザインアルミが採用されています。特にXグレードは廉価グレードとなり14インチフルホイールキャップ仕様となりました。​

ムーヴコンテのエンジン性能比較

前期型ムーヴコンテは4代目ムーヴ用のKF型エンジンを搭載し、自然吸気エンジンで最高出力52ps/7200rpm、最高トルク6.1kg・m/4000rpmの性能でした。10・15モード燃費は21.0km/Lで、当時としては標準的な数値です。​
後期型では5代目ムーヴ用の第2世代KFエンジンに換装され、2011年6月時点で自然吸気エンジンの最高出力52ps/7200rpm、最高トルク6.1kg・m/4000rpmと基本スペックは同じながら、アイドリングストップ機構「eco IDLE(エコアイドル)」を上級グレードに搭載し、10・15モード燃費25.5km/Lを達成しました。​
さらに2012年4月のマイナーチェンジでは、ミライースの低燃費技術を適用した改良型エンジンを全グレードに搭載。エコ発電制御も追加され、FF・Xグレードで27.5km/Lを実現しています。
参考)ダイハツ、「ムーヴコンテ」にe:Sテクノロジー搭載、燃費は2…

2013年7月のマイナーチェンジでは、CVTサーモコントローラー採用と停車前アイドリングストップの作動開始車速を9km/h以下に早めたことで、FF自然吸気モデルでJC08モード燃費27.6km/Lを達成し、平成22年度燃費基準+25%をクリアしました。​

ムーヴコンテ前期後期の内装装備違い

内装面では、前期型のセンタークラスターがシルバー系だったのに対し、後期型ではダークシルバー塗装に変更されました。カスタムRSグレードではピアノブラック塗装となり、より上質な雰囲気を演出しています。​
スピードメーターも後期型で大幅にデザイン変更され、5代目ムーヴカスタム後期モデル用の色違いメーターを採用。スピードメーターが大型化されて見やすくなり、液晶が2分割となって一度に表示できる情報量が増加しました。左側にタコメーター、中央にスピードメーター、右側に燃料計を配置する3眼式マルチメーターとなっています。​
前期型のカスタムRSグレードに標準装備されていた「運転席パワーエントリーシート」は、2011年6月のマイナーチェンジで廃止されました。一方、キーフリーシステム搭載グレードにはリクエストスイッチ(スイッチ操作で施錠・解錠が可能)が新たに採用されています。​
シート表皮のアクセントカラーも変更され、2011年6月時点ではレッド系でしたが、2013年7月マイナーチェンジでグリーン系に変更されました。​

ムーヴコンテのテールランプ変更点

後期型ムーヴコンテでは、全グレードでテールランプのストップランプがLED化されました。これは前期型の電球式から大きく進化した点で、視認性の向上と省電力化を実現しています。​
カスタムモデルでは、前期型で赤いレンズが入っていたコンビランプが完全クリアー化され、バックランプ部分がマルチリフレクター化されてキラキラ感がアップしました。​
エンブレム類も変更され、エコアイドル採用により前期型に付いていた「CUSTOM」エンブレムが廃止され、代わりに「eco IDLE」エンブレムがリアゲートに装着されるようになりました。​
特別仕様車の「X VS」、「X VSスマートセレクション SN」、「L VSⅡ」では、ムーヴコンテカスタム用のクリアータイプコンビランプと反射板を埋め込んだエアロバンパーが標準装備され、ノーマルモデルでもカスタムに近い外観を実現しています。​

ムーヴコンテ年式による型式見分け方

ムーヴコンテの前期と後期を見分ける最も確実な方法は、車検証に記載されている型式を確認することです。前期型は「CBA-L575S」(FF)または「CBA-L585S」(4WD)、後期型は「DBA-L575S」(FF)または「DBA-L585S」(4WD)となっています。
参考)ムーヴコンテ型式:DBA-L575S(ダイハツ)のクルマカタ…

外観での見分け方としては、フロントグリルのデザインが最も分かりやすいポイントです。前期型は4本ラインまたはメッキライン1本のシンプルなグリル、後期型は太い1本ラインと非対称開口部を持つスタイリッシュなグリルとなっています。​
リアビューでは、ストップランプのLED化有無で判別可能です。前期型は電球式、後期型はLED式となっており、点灯時の明るさと発光パターンで区別できます。また、後期型にはリアゲートに「eco IDLE」エンブレムが装着されている個体が多いのも特徴です。​
年式では、2008年8月~2011年5月が前期型、2011年6月~2016年7月が後期型という区分になります。ただし、後期型でも2012年4月、2013年7月と段階的に改良が加えられているため、同じ後期型でもエンジン特性や装備内容が異なる場合があります。​

ムーヴコンテ中古車選びの注意点

前期型ムーヴコンテを中古車で購入する際は、初期型KFエンジン特有の持病に注意が必要です。ヘッドカバーパッキンからのオイル漏れが発生しやすく、放置するとエンジンオイルが大幅に減少してエンジンブローの原因となります。​
オイルリング固着によるオイル消費も前期型の有名な故障箇所で、スラッジでオイルリングが固着すると大量のオイルを消費します。対策品ピストンへの交換修理が必要となり、高額な修理費用がかかるケースもあるため、購入前にオイル消費量を確認することが重要です。​
ウォーターポンプの故障も初期型KFエンジンでは頻発しており、後に対策品が出るほど壊れやすい部品でした。ウォーターポンプが故障すると冷却水が循環せずオーバーヒートとなり、最悪の場合エンジンブローに至るため、異音の有無や交換歴を確認しましょう。​
エンジンマウントのゴム劣化も前期型で多く見られ、劣化が進むと運転席や助手席側へ不快な振動が伝わります。ゴムがちぎれると車検に合格しないため、購入時には必ず確認が必要です。​
4WD車の場合、ビスカスカップリングの寿命にも注意が必要です。ダメになるとカーブや駐車場で曲がろうとした際に後輪から異音が発生するため、試乗時に確認することをおすすめします。​

ムーヴコンテのグレード別燃費性能

前期型ムーヴコンテの燃費は、10・15モード燃費でFF車が21.0km/L、4WD車が19.6km/Lという数値でした。当時の軽自動車としては標準的な燃費性能です。​
後期型では段階的に燃費が改善され、2011年6月マイナーチェンジ時点でエコアイドル搭載の上級グレード(XとカスタムG)がFF車で10・15モード燃費25.5km/Lを達成しました。​
2012年4月のマイナーチェンジでは、全グレードにエコアイドルとエコ発電制御を標準装備し、FF・Xグレードで27.5km/Lまで燃費が向上。平成22年度燃費基準+25%をクリアし、エコカー減税75%軽減レベルの対象となりました。​
2013年7月のマイナーチェンジでは、CVTサーモコントローラー採用と停車前アイドリングストップの改良により、FF・自然吸気モデルでJC08モード燃費27.6km/Lを実現。デビュー当初の21.0km/Lから約31%の燃費改善を達成しています。​
実燃費では、ユーザーの給油データによると2013年7月以降のFF車(L575S型)で平均16.28km/L、4WD車(L585S型)で平均16.46km/Lという数値が報告されており、カタログ燃費の約6割程度となっています。
参考)ダイハツ ムーヴコンテの燃費 - e燃費

ムーヴコンテカスタム後期型の詳細スペックと装備一覧 - 軽自動車マニアックス
カスタムモデルの専用装備やグレード別の違いについて、フロントグリル、アルミホイール、内装の詳細な比較情報が掲載されています。

 

ムーヴコンテ後期型の改良点と前期との違い完全解説 - 軽自動車マニアックス
ノーマルモデルの年式別改良内容、エンジン性能の変遷、特別仕様車の装備内容など、後期型の詳細情報が網羅されています。

 

ダイハツ ムーヴコンテ2011年6月マイナーチェンジ内容 - webCG
2011年6月のマイナーチェンジで採用された第2世代KFエンジンとエコアイドルの技術詳細、燃費改善の具体的な数値が確認できます。

 

 


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