

ネットで安く買ったカメラを持ち込むと、工賃がお店購入の約2倍になって損することがあります。
オートバックスでバックカメラを後付けする場合、工賃は取り付けるカメラの種類と車種の組み合わせによって大きく変わります。国産車の場合、ナンバープレートに固定するシンプルなタイプなら5,000〜8,000円程度、カーナビと連動させる本格的なタイプでは10,000〜15,000円前後が目安です。
価格の差を決めるのは「配線の複雑さ」です。ナンバープレート型はカメラ単体でほぼ完結しますが、カーナビ連動型は車内配線をリアゲートから前席のナビまで引き回す必要があるため、作業時間が長くなります。作業時間は通常1〜2時間ほどですが、ミニバンやSUVなど車体が大きい車は2〜3時間かかることもあります。
取り付けタイプ別の工賃目安は以下のとおりです。
| 取り付けタイプ | 工賃目安 | 作業時間の目安 |
|---|---|---|
| ナンバープレート型 | 5,000〜8,000円 | 30分〜1時間 |
| ルームミラー型 | 8,000〜12,000円 | 1〜1.5時間 |
| カーナビ連動型 | 10,000〜15,000円 | 1.5〜2時間以上 |
輸入車(BMW、メルセデス・ベンツなど)は電装系統が特殊なため、工賃が15,000〜30,000円程度に上がることがあります。輸入車を所有している場合は、オートバックス以外に輸入車専門の整備工場にも見積もりを依頼して比較するのが賢明です。
他の取り付け先と比較すると、ディーラーは15,000〜30,000円と高額な傾向がある一方、オートバックスは全国にある大手カー用品店として価格と品質のバランスが取れています。見積もりは無料で行ってもらえるので、まず車検証を持参して相談に行くのが最初の一歩です。
オートバックス公式 ピットサービスメニュー一覧(工賃・作業時間の目安)
多くの方が「ネットで安くカメラを買って、オートバックスに持ち込めば一番安い」と考えています。ただ、これが必ずしも正解とは言えません。
持ち込みで取り付けを依頼すると、工賃が店頭購入時より割増になるケースがあります。場合によっては通常工賃の1.5〜2倍になることもあり、「ネットで3,000円安く買えたはずが、工賃で5,000〜7,000円余計にかかった」というパターンが実際に発生しています。
一方、オートバックスの「工賃込みコミコミセット」は本体と取り付け工賃がセットになった商品です。このセットを選ぶ最大のメリットは取り付け後の保証が付く点で、取り付け後に映像が乱れたり映らなくなったりするトラブルが発生した場合、保証期間内であれば無償で修理・再施工してもらえます。
持ち込みで取り付けた場合は、製品不良か施工不良かの判断が難しくなるため、基本的には自己責任になりやすいのが現実です。
| 購入方法 | 工賃目安 | 保証 | リスク |
|---|---|---|---|
| 店頭購入(コミコミセット) | 8,000〜12,000円 | あり(1〜2年) | 低 |
| 持ち込み取り付け | 12,000〜20,000円 | なし | 高 |
これが条件です。「ネットの最安値+持ち込み工賃」と「コミコミセット価格」を必ず事前に計算して比較してから判断してください。1,000〜2,000円の差であれば、保証の有無を考えるとコミコミセットの方が結果的に安心です。
なお、オートバックスのコミコミセットはオンライン通販サイトからも注文可能で、受け取り店舗を指定してWebで取り付け予約まで完結できる仕組みになっています。
バックカメラを後付けする際に見落とされがちなのが、車検への影響です。取り付け方を間違えると、次の車検で不適合になる可能性があります。
道路運送車両法の保安基準では、「車両後面2m以下の高さに取り付けるカメラは、外装表面に曲率半径2.5mm未満の突起を持たないこと」と定められています。コンパクトカメラの角部分がこの基準に引っかかるケースがあり、特に自分で取り付けた場合に問題になることがあります。
車検に通らない取り付けパターンは主に次の3つです。
- ナンバープレートの文字を隠している:カメラの本体がナンバーの数字・文字に重なる位置に設置すると、番号標表示義務違反(最大50万円以下の罰金)に抵触する恐れがあります。
- 突起物として扱われる取り付け方:カメラが車体から大きく突き出す形になっていると保安基準の突起物規定に抵触します。
- ナンバー灯を遮っている:後退時のナンバー灯(ライセンスランプ)の光をカメラが塞ぐと検査で指摘される場合があります。
ナンバー灯に注意すればOKです。また、バックカメラは車体後方0.3m〜3.5mの範囲を映し出せる性能が必要で、この範囲が確保できない取り付け位置も認められません。
オートバックスでプロに取り付けてもらう場合、こうした保安基準を踏まえた施工が行われるため、車検で問題になるリスクを最小限に抑えられます。DIYでの取り付けを考えている方は、これらのポイントを事前に確認することが重要です。
東海クラリオン:バックカメラが車検通らない?正しい取り付け位置や保安基準を解説
国土交通省は「後退時車両直後確認装置」の搭載義務化を段階的に進めています。これは意外な事実ですが、すでに所有している車(2024年11月以前に登録済みの車)は、法的にはバックカメラを取り付けなくても車検に通すことが可能です。
義務化のスケジュールをまとめると次のようになります。
| 対象 | 義務化時期 |
|---|---|
| 新型車 | 2022年5月〜 |
| 継続生産車(既存モデルの新車) | 2024年11月〜(延期後) |
| 購入済みの既存車 | 義務化対象外 |
既存車は対象外ということですね。ただし「義務がないから取り付けなくていい」という話ではありません。国土交通省が義務化を進めている背景には、後退時の事故件数の多さがあります。
後退時の事故で特に多いのが、子どもや高齢者を巻き込むケースで、バックカメラは通常のミラーでは確認できない車両直後の死角を解消できます。普段何気なくバックしている駐車場でも、車体後部から1m以内の範囲はドライバーの目線では確認が極めて難しいため、安全確保の観点から後付けを検討する価値は十分にあります。
義務対象外の既存車でも、安全面を考えると早めの取り付けが推奨されています。
JAF Safety Training:2024年バックカメラ義務化で知るべきポイント徹底解説
取り付けが完了した直後に「映像が映らない」「ノイズが入る」などのトラブルが発生するケースは珍しくありません。こうした問題を事前に防ぐには、いくつかの確認ポイントがあります。
まず重要なのは、カメラとカーナビの「互換性の確認」です。カーナビの映像入力端子の規格(RCA端子、専用コネクタなど)がカメラ側と一致していないと、接続できても正しく映像が出ないことがあります。これは意外な落とし穴です。
次に「カメラの電源線をどこから取るか」の確認も必要です。バックカメラはバックギアに入れたときだけ通電する「バックランプ線」に接続することが標準です。電源を別の場所から取ると常時映像が出てしまったり、ナビが正しくギア判定できなかったりするトラブルが起きます。
取り付け前に確認しておきたい主なポイントは以下です。
- 📌 カーナビの入力端子の規格確認(RCA/専用コネクタ)
- 📌 バックランプ線の位置確認(車種ごとに異なる)
- 📌 カメラの防水規格の確認(IP67以上が推奨)
- 📌 画角の確認(後方0.3〜3.5mを映せる角度かどうか)
- 📌 ガイドライン表示の設定(ナビ側で切り替え可能かどうか)
取り付け当日に映像が出るかどうかを必ずその場で確認するのが原則です。作業完了後にエンジンをかけてバックギアに入れ、ナビ画面に後方映像が映ることとガイドラインが表示されることをチェックしてください。これは必須です。
オートバックスに依頼する場合は、「取り付け後の動作確認をその場でしてほしい」と明示的に伝えておくと安心です。万が一、取り付け後数日で映像が乱れる場合は、コミコミセットの保証期間内にすぐ店舗に連絡しましょう。配線の緩みや接触不良が原因のケースが多く、早期に対処できれば無償で解決できます。

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