テイン 車高調 取扱説明書のダウンロードと調整方法

テイン 車高調 取扱説明書のダウンロードと調整方法

テイン 車高調 取扱説明書のダウンロードと調整方法ガイド

テイン車高調の取扱説明書は無料でダウンロードできると思っている人が多いが、実は紙版は1,300円の有料購入が必要で、一部製品はPDF公開すらされていない。


📋 この記事でわかること
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取扱説明書の入手方法

テイン公式でのPDF・紙版の取得ルート、製品別の対応状況を整理して解説します。

🔧
減衰力・車高の正しい調整手順

説明書に記載された「基準クリック」や推奨車高の読み方、初心者でも迷わない調整の流れを紹介します。

🛡️
保証登録とオーバーホールの知識

3年・6万km保証を有効にするための保証登録の手順と、オーバーホールが必要になるタイミングを解説します。


テイン車高調の取扱説明書をダウンロードする方法と入手ルート





テイン(TEIN)の車高調を購入した際、製品に紙の取扱説明書が同封されているのが基本です。しかし中古品を入手した場合や、説明書を紛失してしまった場合には、改めて入手経路を探す必要があります。


まず押さえておきたいのは、テイン公式サイト(tein.co.jp)では、車種別の取扱説明書を一般向けに無料でPDF公開していないという点です。EDFC(電動減衰力コントローラー)の操作説明PDFなど一部の補足資料は公式製品ページから閲覧できますが、FLEX ZやFLEX A、STREET BASIS Zといった車高調キットの車種別説明書は個別PDFとして公開されていません。


再入手が必要になったときの選択肢は主に2つです。


- テイン公式オンラインショップ(tein.official.ec)で有料購入する:品番「Z00720-1」として取扱説明書が販売されており、価格は1,300円(税込)。A4サイズの紙版での提供です。注文時に備考欄へ「アイテム名/車種/型式」を記入する必要があります。


- テイン公式への直接問い合わせ:対象製品や車種によっては、メーカーへ問い合わせることで対応してもらえる場合もあります。


つまり無料ダウンロードが原則です。


ただし重要な例外として、EnduraProシリーズには車種別の取扱説明書が存在しません。これはEnduraProが純正部品の使用を前提に設計された純正形状ショックアブソーバーであり、車種ごとに専用の取付手順書を用意していないためです。このシリーズを使う場合は、自動車メーカー発行の整備要領マニュアルを参考にして取り付け作業をおこなう必要があります。


なお、第三者サイトやファイル共有サービス上に掲載されているPDFは古いバージョンや非公式のものである可能性があるため、正確な情報を確認するためにも公式ショップや公式問い合わせ経由で取得するのが安全です。正規ルートが基本です。


テイン公式オンラインショップ(取扱説明書購入ページ):

取扱説明書 | TEIN Online Shop

※品番「Z00720-1」。備考欄への記入が必須です。


テイン車高調の取扱説明書に記載された減衰力調整の正しい読み方

取扱説明書を手に入れたら、まず確認すべきなのが「実車データ」欄です。ここには「基準クリック」として、メーカーが推奨する減衰力の段数が記載されています。


テインのほとんどの車高調は16段階の減衰力調整に対応しています。調整ダイヤル(クリック)を時計回りに回し切った位置が「0段」で最も減衰力が高い硬い状態、そこから反時計回りに回すほど減衰力が下がり、乗り心地が柔らかくなります。16段が最も柔らかい状態です。


FLEX Zの場合、公式の基準クリックは前後とも8段戻し(中間値)に設定されています。これは街乗りと操縦安定性のバランスを考慮した数値であり、まずこの基準値からスタートして走行フィールを確かめながら自分好みに調整していくのが正しい手順です。








段数 特性 おすすめシーン
0〜5段 最もハード サーキット・スポーツ走行
6〜10段(基準クリック) バランス型 街乗り・ワインディング
11〜16段 最もソフト 長距離ドライブ・乗り心地重視


一つ注意が必要なのは、ダイヤルが17段以上回ることがある点です。これは故障ではなく、ニードルバルブ式の構造上の特性ですが、17段以上での使用は故障の原因になるため避けるべきです。17段以上は厳禁です。


取扱説明書の「実車データ」欄に記載されている基準クリックは製品・車種によって異なります。説明書なしにいきなり感覚だけで調整すると、本来の性能を引き出せないどころか乗り心地の悪化や車体挙動の乱れにもつながりかねません。説明書の基準値確認が条件です。


テイン公式「減衰力調整についてよくある質問」(調整手順の詳細が確認できます):

減衰力調整 - よくあるご質問 - TEIN.co.jp


テイン車高調の取扱説明書で確認する車高調整の基本と注意点

減衰力と並んで重要なのが車高調整です。取扱説明書には車高の推奨調整範囲や注意事項が詳しく記載されており、ここを読み飛ばすと思わぬトラブルを招くことがあります。


テイン公式が発表している初心者向けの推奨設定は、「ノーマルより30〜40mmダウンに抑える」ことです。落とし過ぎるとフェンダータイヤが干渉するリスクが生じます。また、前後バランスはノーマルと同等か5〜10mm前下がりにするのが基本とされています。


特に覚えておきたいのは「最低地上高90mm以上」のルールです。公道走行中はこの数値を下回ると車検非対応となります。サーキットまで自走する場合も、この基準は守る必要があります。









項目 推奨値・目安
初期設定の目安(一般道) ノーマル比 −30〜40mm
最低地上高(公道走行) 90mm以上
前後バランス ノーマル同等〜5〜10mm前下がり
落とし過ぎ修正の目安 5〜10mm上げると乗り心地改善


「ロアシートを30mm下げたのに車高が45mm近く下がった」という現象が起きることがあります。これはレバー比によるもので、ストラット式なら1対1ですが、ダブルウィッシュボーン式では1対1.2〜1.7程度の比率になるため、シート移動量よりも実際の車高変化が大きくなります。車種ごとのレバー比に注意が必要です。


また、取り付け後にブッシュがよじれた状態で締め付けると、想定よりも車高が高くなったり、走行中にキュッキュッという異音が発生したりする原因になります。1G(車重がかかった状態)でのアーム部ボルト締め付けが原則です。この手順は取扱説明書のどこかに必ず記載されており、省略すると保証対象外になるリスクもあります。


テイン公式「車高調整・設定についてよくある質問」(レバー比や最低地上高の詳細が確認できます):

車高調整・設定 - よくあるご質問 - TEIN.co.jp


テイン車高調の取扱説明書に記載された保証登録を忘れると起こること

テインの車高調には、条件を満たした製品に対して「3年・走行距離60,000km」の製品保証が設けられています。これは決して短くない保証期間ですが、この保証を受けるためには製品購入後に保証登録を完了させていることが必須条件となっています。


保証対象の主な製品は、FLEX Z、FLEX A、FLEX AVS、RX1、FS2、STREET ADVANCE Z、STREET ADVANCE Z4、STREET BASIS Z、MONO SPORT、MONO RACING、EnduraPro各シリーズなど幅広いラインナップです。


保証が無効になる主なケースは以下の通りです。


- 🚫 保証登録をしていない場合(登録は必須)
- 🚫 取扱説明書の警告・注意事項に反した装着をした場合
- 🚫 製品を改造・改良した場合
- 🚫 車両または製品を売却した場合
- 🚫 走行距離60,000km以上の車両に取り付けた場合
- 🚫 競技(悪路・砂地走行など)に使用した場合


中でも見落としやすいのが「取扱説明書の注意事項に反した場合は保証対象外」という点です。つまり、取扱説明書を読まずに誤った取り付けをして製品が壊れた場合、3年以内であっても無償修理を受けられない可能性があります。保証登録と説明書確認はセットです。


保証登録はテイン公式サイトのオーナーページからオンラインで手続きできます。購入直後に済ませるのが得策です。


テイン公式「製品保証制度のご案内」(保証登録ページへのリンクあり):

製品保証制度のご案内 - オーナー - TEIN.co.jp


取扱説明書では教えてくれないテイン車高調のオーバーホール判断と維持コスト

取扱説明書には取り付けや調整の手順は詳しく書かれていますが、「いつオーバーホールすべきか」という維持管理の判断基準については書かれていないことが多いです。ここは知っておくと維持費の節約につながる重要な知識です。


テイン公式が示すオーバーホールの目安は、街乗りで走行距離30,000〜40,000km(約2〜3年)、スポーツ走行では1年程度です。オーバーホールとは、ショックアブソーバーを分解・洗浄し、オイルや各シール類を交換してガスを再充填する作業で、製品本来の性能を取り戻すための定期メンテナンスです。


テイン公式のオーバーホール基本料金(1本あたり)は以下を目安にしてください。








タイプ オーバーホール基本料金(1本)
複筒式・減衰力固定式(φ12.5) 12,100円(税込)
複筒式・減衰力調整式(FLEX Z等) 13,200円(税込)
単筒式・減衰力調整式(MONO SPORT等) 18,700円(税込)〜


4本セットで換算すると、FLEX Zクラスで最低でも52,800円程度はかかる計算です。部品交換が必要になればさらに加算されます。出費はそれなりに大きいです。


実際に以下のような症状が出た場合は、オーバーホールを検討するタイミングのサインです。


- 💧 異音(ゴン・ギシギシなど)が常時聞こえる
- 💧 オイル漏れのにじみが目視確認できる
- 💧 段差通過時にボディが何度も揺れる(減衰が効いていない状態)


こうした劣化サインを見逃して使い続けると、走行安定性の低下だけでなく、他のサスペンション部品やタイヤへの負担増加につながるため注意が必要です。


なお、オーバーホールの受け付けはテインマスターショップまたはテインテクニカルショップが窓口です。一部の高性能モデルは指定ショップ限定受付となっているので、事前に公式サイトで最寄りの対応店舗を確認しておくと安心です。


テイン公式「オーバーホール・仕様変更について」(料金表全体が確認できます):

オーバーホール・仕様変更について - TEIN.co.jp




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