ダットサンダブルキャブ 中古 価格 相場 注意点

ダットサンダブルキャブ 中古 価格 相場 注意点

ダットサンダブルキャブ 中古

ダットサンダブルキャブ 中古の要点
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価格は「車両状態」で幅が出る

中古車価格帯は広く、同じダブルキャブでも程度・改造・腐食の有無で支払総額が大きく変わります。

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整備士は「下回り」と「駆動系」優先

ラダーフレーム車は下回りの腐食、4WDならトランスファーやハブ周りの状態が購入後コストを左右します。

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ボディサイズで用途が決まる

ダブルキャブは全長・全幅・全高が明確に出ているため、保管場所や作業現場の取り回しを先に当て込めます。

ダットサンダブルキャブ 中古 価格 相場の見方


ダットサンダブルキャブの中古車価格は、同一車種でも「極端に幅がある」のが前提です。グーネットのカタログ情報では、ダットサンピックアップ「ダブルキャブ AD(1992年8月)」の中古車価格帯が90〜330万円とされており、これだけでも相場が一律で語れないことが分かります。
整備士の視点では、相場確認の次に「なぜその価格なのか」を分解します。例えば、全塗装済み・タイヤ新品など“見た目の整備”は目を引きますが、支払総額を押し上げやすい一方で、下回り腐食や機関の摩耗が同時に解決されているとは限りません(外装仕上げ=機関良好ではない)。そのため、相場は「同条件の個体」を集めて比較し、最後は現車の記録簿・整備履歴・下回り写真で確定させるのが安全です。


相場ブレを作る要素を、現場で使える形に落とすと次の通りです。


  • 年式・型式:D21系(BMD21など)と、D22系(LFD22/LFMD22など)で設計や部品事情が変わる。
  • 駆動方式:パートタイム4WDの設定があり、4WD機構の状態が価格にも整備費にも直結する。
  • グレード:AX/ADなど装備差があり、内装や電装の生存率が変わりやすい。
  • 改造・リフトアップ:足回り・駆動系の負担、車検対応、アライメント確保が価格差の裏側になりやすい。
  • 腐食:荷台床、フレーム、キャブマウント、燃料配管、ブレーキ配管の状態で“直せるが高い”領域に入りやすい。

参考:車種カタログとして中古価格帯(90〜330万円)と基本スペック(型式S-BMD21など)を確認できる
https://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/DATSUN_PICK_UP/1504957/

ダットサンダブルキャブ 中古 スペックとサイズで判断する

中古車選びで「好きだから買う」だけだと、納車後に保管・積載・作業導線で詰まります。ダットサンピックアップのダブルキャブAD(1992年8月)のカタログでは、全長×全幅×全高が4690×1690×1725mm、ホイールベース2950mm、最小回転半径5.9mとされています。
この数字が効いてくるのは、整備工場の段取りと、ユーザーの使い方が一致しているかの確認です。例えば全長4690mmは一般的な乗用車より長く、ピットやリフトの前後余裕、シャッター開口、ストール内の歩行導線に影響します。最小回転半径5.9mも、狭い現場の切り返し回数に直結するため、試乗できるなら必ず実施し、切れ角の左右差(事故歴・サスアーム曲がり・アライメント不良の兆候)も一緒に見ます。


また、同じ「ダットサンピックアップ」でも時代で性格が変わります。グーネットの車種カタログでは、1997〜2002年(D22型)のダブルキャブに2.4Lガソリン(KA24E)や3.2Lディーゼル(QD32)などの設定がある旨がまとまっており、どの世代を狙うかで点検ポイントが変わります。


参考)「ダットサン ダブルキャブ」の中古車を探す【カーセンサー】

整備士向けのチェック観点としては、スペック表の「ここだけ拾う」と実務に繋がります。


  • トランスミッション:5MT/4AT設定の有無を事前に押さえ、ATなら油温管理や変速ショックの聞き取りを重視する。
  • 足回り構成:フロントがダブルウィッシュボーン+トーションバー、リアがリーフという構成は、乗り心地より積載耐性寄りで、ブッシュ劣化や車高左右差が出やすい。
  • 車両重量:同カタログで1690kgの記載があり、ブレーキやタイヤの消耗感(当たり前に重い)を前提に試走評価する。

ダットサンダブルキャブ 中古 4WDと足回りの点検ポイント

ダットサンダブルキャブは、パートタイム4WDの設定が明記されています。
パートタイム4WDは構造が比較的シンプルな反面、「切り替えが実際に生きているか」を見落とすと、買った後に4WDが入らない・異音が出る・ハブが固着している、という定番トラブルに繋がります。


現車確認での実務的チェックは、次の順番が効率的です(短時間でも外しにくい順)。


  1. 4WD切替:停止状態と低速での切替可否、警告灯(ある場合)の整合、切替時の異音有無。
  2. フロントハブ:手動ハブならロック操作感、固さ、戻り、Oリングやグリス漏れの痕跡。
  3. トランスファー:オイル滲み、シフトリンクのガタ、ケース打痕。
  4. デフ:デフ玉の滲み、ブリーザー詰まりの形跡、バックラッシュ由来のゴロ音。
  5. 足回り:トーションバー車は左右車高差、アッパー/ロアボールジョイントのガタ、ブッシュ亀裂を重点。

ここでの“意外な落とし穴”は、4WDが「入る」だけでは不十分なことです。例えばハブが固着していて常時噛んでいる個体は、2WD走行でもフロントデフ側が回され続け、燃費悪化・振動・ドラシャ負担増になりやすい。逆に、切替機構が死んでいて2WD固定になっている個体も、街乗りでは気づきにくく、雪道や砂利現場で初めて発覚します。


参考:年式レンジごとの説明と、4WDがパートタイムであること、サス構成(前:ダブルウィッシュボーン+トーションバー/後:リーフ)など車両の性格がまとまっている
https://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/DATSUN_PICK_UP/

ダットサンダブルキャブ 中古 エンジンTD27/QD32と整備の勘所

ダットサンダブルキャブの「どのエンジンか」は、中古購入後の安心感を決める核心です。少なくともD21系ダブルキャブAD(1992年8月)では、エンジン型式TD27、排気量2663cc、最高出力85ps/4300rpm、最大トルク18.0kg・m/2200rpm、燃料は軽油、燃料タンク容量60Lといった基本情報がカタログにまとまっています。
一方でD22型の説明では、エンジンが2.4Lガソリン(KA24E)と3.2Lディーゼル(QD32)などの構成である旨が記載されています。

つまり「ダットサンダブルキャブ 中古」と言っても、同じ“ダットラ”でも世代でまったく別物が混じるので、整備士は型式とエンジンを先に確定させる必要があります。


整備の勘所を、エンジン種別に寄せて整理します。


  • TD27系(D21):始動性(グロー系統の効き)、アイドルの整い、白煙・黒煙の質、燃料ラインのエア噛み痕を優先して確認する。
  • QD32系(D22):冷却系の圧力管理、ファン/補機ベルト周辺の異音、下回りでのオイル滲み位置の特定を重視する。
  • KA24E(D22ガソリン):点火系の劣化・配線の手直し跡・失火兆候(振動、回転の波)を試走で拾い、診断機だけに頼らない。

“あまり語られない実務ポイント”として、エンジンそのものより「整備環境」を見ます。年式のピックアップは、車両の履歴(どんな現場で使われ、どんな積載をしていたか)がコンディションに直結し、数字の良し悪し以上に「扱われ方」が機関寿命を決めがちです。荷台の傷や板金跡はマイナスにも見えますが、逆に言えば“使われてきた証拠”でもあるため、修復歴の有無と合わせて合理的に判断するのが現実的です。


ダットサンダブルキャブ 中古 独自視点: 1ナンバーと現場運用の落とし穴

検索上位では「価格」「カスタム」「見た目」が中心になりがちですが、整備士・現場運用では“登録と運用”がトラブルの火種になります。グーネットの車種カタログでは、D22型ダブルキャブについて「すべて1ナンバー(普通貨物自動車)」となる旨が明記されています。
この情報は、ユーザーの保険料・税金・車検サイクルだけでなく、就業での運用(社用・従業員利用)や、駐車場契約条件にも影響し得るため、購入前に必ず説明できる状態にしておくべきです。
さらに独自視点として、ダブルキャブは「人を乗せられる」ことで、現場ではつい乗用車的な扱いになりがちです。しかし車両設計としては貨物ベースで、リアがリーフであることも含めて、空荷時と積載時で挙動差が大きく、タイヤ偏摩耗やショック抜けに気づきにくい運用を招きます。


参考)https://www.goo-net.com/cgi-bin/fsearch/goo_used_search.cgi?category=USDNamp;phrase=%E3%83%80%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%B3+%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%96amp;query=%E3%83%80%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%B3+%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%96

結果として、車検や点検で初めて“足回りが終わっている”が発覚し、まとめて費用が出てユーザーの不満に繋がる、という流れが起きやすいです。


整備士が納車前点検で先回りできる、運用トラブル対策を挙げます。


  • ユーザーに「主用途(積載頻度・人数・路面)」を聞き、推奨空気圧やローテーション周期を具体化する。
  • 貨物登録の前提を説明し、車検・保険・駐車場条件まで含めて“買い方”の失敗を減らす。
  • 下回り写真を残し、腐食・滲み・ブッシュの状態を共有して、後出しトラブルにしない。






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