

マツダボンゴワゴン 新車というキーワードでユーザーがイメージしているのは、多くの場合「かつて新車で買えた9人乗りミニバン型ボンゴ」のことです。実際には、ボンゴフレンディ登場に伴いボンゴワゴンとボンゴブローニイワゴンは統合され、その後ワゴン系は徐々に整理されていきました。
ボンゴシリーズ全体で見ると、ホイールベース延長版のボンゴブローニイ(バン)は2010年のマイナーチェンジ時に廃止となり、長年続いた自社生産ボンゴの一部が幕を閉じています。
マツダ公式サイトの現行ラインナップには「ボンゴバン」「ボンゴトラック」「ボンゴブローニイバン」などが掲載されますが、「ボンゴワゴン」という名称の新車は現時点で存在せず、ワゴン用途は他モデルやOEMでカバーする体制です。
そのため「マツダボンゴワゴン 新車の購入相談」を受けた整備士は、単純に新車見積もりを切るのではなく、「歴代ボンゴワゴンの位置付け」と「現在新車で買える近いコンセプトの車」をセットで説明する必要があります。
歴代マツダボンゴワゴンのカタログ情報を見ると、ガソリン/ディーゼル・2WD/4WD・標準/ミドルルーフなど、当時としてはかなり豊富なバリエーションがあったことが分かります。
例えば1990年代後半のボンゴワゴンでは、「GLスーパー」「GSX」「リミテッド」などのグレードが存在し、ミドルルーフ・AT・FR・8~9人乗りで新車価格が約130万円台後半〜180万円台前半というレンジでした。
当時は安全装備が今ほど義務化されておらず、エアバッグやABS、先進安全装備は現在の基準と比べてシンプルでした。その分、新車価格は抑えられていましたが、現代の感覚で見ると「車両価格+安全装備」の価値バランスが大きく変化していると言えます。
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整備士がユーザーから「昔のボンゴワゴンは安かった」と言われた場合には、当時の価格帯を踏まえつつ、今の車は衝突安全性能・予防安全装備・排ガス規制対応などでコスト構造が違うことを丁寧に説明すると、価格差に対する納得感を得やすくなります。
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現在マツダが国内で展開しているボンゴバンは、働く車としての使い勝手と安全性能を前面に出したモデルです。公式情報でも「パワフルかつ燃費性能を追求したエンジン」「コンパクトボディと大容量荷室」「先進の衝突回避支援システム」といったポイントが強調されています。
ワゴン用途としての「人を乗せる快適性」は、シートアレンジや内装の質感では専用ミニバン系に劣るものの、送迎・業務兼用車として割り切るユーザーにとっては、荷室の自由度と耐久性が大きなメリットです。
整備士としての提案ポイントは以下のようになります。
このとき、「昔のボンゴワゴンのように9人フル乗車で長距離」という使い方をされると、現行ボンゴバンではシート構造や内装の防音・断熱の差が顕在化しやすくなります。実際の利用シーンを具体的に聞き出し、「年に何回フル乗車するか」「高速走行が多いか」などを基準に、ボンゴバンで足りるのか、ハイエース系ワゴンや他ミニバンを勧めるべきかを判断するのが現実的です。
ボンゴブローニイは、もともとホイールベースを延長した「大柄ボンゴ」として、ワゴン・バン両方のニーズに応えてきました。その後

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