

中国EVを「怖いから乗らない」と思っているなら、少し立ち止まる必要があります。
中国EV・プラグインハイブリッド車(PHEV)の不具合件数は、現在100台あたり226件に達しています 。これは内燃機関車より14件多い数値です。しかも2023年以降、この数値は37%も悪化しています 。 xpert(https://xpert.digital/ja/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E5%B9%BB%E6%83%B3/)
BYDだけを見ても、2024年9月にはステアリングユニットの欠陥で約9万7,000台をリコール、2025年1月には火災リスクでさらに6,843台のSUVをリコールしました 。 xpert(https://xpert.digital/ja/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E5%B9%BB%E6%83%B3/)
これが現実です。
消費者からはとくに「粗雑な仕上がり」「バッテリー性能の問題」「信頼性の低い運転支援システム」の声が上がっています 。2025年3月には中国国内でEV運転者が死亡する事故も発生し、政府が電気自動車用バッテリーの安全基準を緊急に厳格化する事態となりました 。 xpert(https://xpert.digital/ja/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E5%B9%BB%E6%83%B3/)
つまり、品質への懸念は根拠のないものではありません。
では日本車ユーザーとして、この情報は何を意味するのでしょうか? 中国EVを検討する際は、最新のリコール情報や安全性データを必ず確認する行動が重要です。国土交通省の「リコール情報検索」サービスは無料で使えます。
国土交通省 リコール情報検索ページ(国産・輸入車のリコール情報を網羅的に確認できます)
「中国車は安かろう悪かろう」という思い込みは、もう通用しません。
サクラの航続距離は約180kmですが、BYDの同クラス製品はさらに長い航続距離が期待されています。価格帯も国の補助金次第では200万円台前半になる見込みです。
これは使えそうです。
なぜここまで安く作れるのか。理由は部品の内製化率の高さにあります。BYDはバッテリー、モーター、電子制御ユニットをほぼ自社で生産します 。外部調達コストが発生しにくい構造が、価格競争力を生んでいます。 carconnect(https://carconnect.jp/column/ev/china-ev/)
日本のユーザーにとって選択肢が増えることはメリットである一方、残価率(リセールバリュー)の低下リスクにも備えておく必要があります。中国EVは参入後まだ実績が少なく、数年後の下取り価格が読みにくい点は要注意です。
中国では大量のEVが一度も公道を走らず廃棄される「EV墓場」が社会問題化しています 。 youtube(https://www.youtube.com/watch?v=ojF2xI4AsGQ)
これはどういうことでしょうか? 実は、中国政府の手厚いEV補助金制度が引き金となり、補助金目当てに生産だけして販売しないメーカーが続出した現象です 。数千台規模の在庫が野ざらしで放置された映像は、SNSで拡散し世界に衝撃を与えました。 youtube(https://www.youtube.com/watch?v=ojF2xI4AsGQ)
廃棄バッテリー問題も深刻です。
リチウムイオンバッテリーは適切に処理しないと土壌や水源を汚染します。中国では急激なEV普及により廃棄バッテリーの量が処理能力を超えつつあるとの指摘があります 。 youtube(https://www.youtube.com/watch?v=ojF2xI4AsGQ)
日本で中国EVを乗る場合も、バッテリー交換時の費用と廃棄コストは事前に確認すべきポイントです。バッテリー劣化は年間1〜3%が目安で、10年で最大30%容量低下することもあります。購入前にメーカーのバッテリー保証(年数・保証容量)を必ず確認する行動を取りましょう。
「中国車は危険」というイメージは、最新の安全試験データが覆しています。
意外ですね。
一方で、先述した不具合件数の多さとの矛盾をどう読むか。衝突安全性と日常品質(ソフトウェア・信頼性・仕上がり)は別の評価軸です。「ぶつかっても安全」と「長く安心して乗れる」は必ずしも一致しません。この点を理解した上で情報を判断することが重要です。
ユーロNCAP公式サイト(最新の衝突安全試験データを車種別に確認できます)
日本の自動車産業にとって、中国EVが「脅威」なのか「刺激」なのかは、見方次第です。
カギは「デジタル赤字」にあります。
中国EVはソフトウェアとAI技術が急進化しており、トヨタ・ホンダも中国のAI企業とジョイントベンチャーを結んで対抗しています 。日本の強みはハードウェア(エンジン・製造精度)ですが、今後はソフトウェアが自動車の価値を決める時代に移行しつつあります。 youtube(https://www.youtube.com/watch?v=Yow2D9oYwwc)
| 比較軸 | 中国EV(BYDなど) | 日本車(ハイブリッド含む) |
|---|---|---|
| 価格競争力 | ⭐⭐⭐⭐⭐ 世界最安水準 | ⭐⭐⭐ 中〜高価格帯 |
| バッテリー技術 | ⭐⭐⭐⭐ LFP・ナトリウムイオン | ⭐⭐⭐⭐⭐ 全固体電池開発中 |
| 衝突安全性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ ユーロNCAP最高評価 | ⭐⭐⭐⭐ 高水準 |
| 日常品質・信頼性 | ⭐⭐⭐ 不具合件数が多め | ⭐⭐⭐⭐⭐ 世界トップ水準 |
| ソフトウェア・AI | ⭐⭐⭐⭐⭐ 急進化中 | ⭐⭐⭐ 遅れ気味 |
| リセールバリュー | ⭐⭐ 実績が少ない | ⭐⭐⭐⭐⭐ 高水準 |
日本のドライバーとして今できる具体的な行動は、新車購入時に「バッテリー保証内容」「リコール履歴」「認定サービス拠点数」の3点を比較することです 。特にサービス拠点数は、中国EVがまだ国内整備に対応できる工場数が少ないため、地方在住の方には重要なチェック項目です。 xpert(https://xpert.digital/ja/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E5%B9%BB%E6%83%B3/)
CarConnect「中国の電気自動車が注目される理由」(2026年最新版・日本語で中国EVの技術動向を分かりやすく解説)
| 部品 | 役割 |
| ----------- | ------------------ |
| 燃料電池スタック | 水素と酸素で発電するメインユニット |
| 水素タンク | 高圧(約70MPa)で水素を貯蔵 |
| モーター | 電気で車軸を回す駆動部品 |
| 補助バッテリー | 加速時の電力補助・回生エネルギー貯蔵 |
| DC-DCコンバーター | 電圧を制御してモーターへ安定供給 |
| エリア | 水素スタンドのおよその数 |
| --------------- | ------------ |
| 関東(東京・神奈川・埼玉など) | 約40〜50か所 |
| 中部(愛知など) | 約20〜30か所 |
| 近畿(大阪・兵庫など) | 約20〜25か所 |
| 九州(福岡など) | 約15〜20か所 |
| その他地方 | 数か所〜十数か所 |