

車検に通った爆音マフラーでも、公道で走れば即「整備命令」の対象になります。
日本の騒音規制は年々厳しくなっています。2016年(平成28年)10月以降の新型車は、近接排気騒音の上限が91dB(後部エンジン車は95dB)と定められており、交換用マフラーでも新車時の値から+5dBを超えると保安基準違反になります 。街頭車両検査で摘発された事例では、基準値99dBに対して102〜108dBという車両も確認されています 。 carview.yahoo.co(https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/5524329cb1eabcf1b63673f0c1b22ae536d4059d/)
これは違反です。
保安基準に違反する改造は、道路運送車両法第99条の2により禁止されています。違反した場合は6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます 。さらに整備命令が発令され、それを無視すると50万円以下の罰金の対象にもなります 。つまり「見た目だけ」のカスタムのつもりが、刑事罰レベルの話になるということです。 kuruma-news(https://kuruma-news.jp/post/983231)
「車検に通ったから合法」は危険な思い込みです。
フェラーリやランボルギーニのような純正スーパーカーが爆音に聞こえても車検を通過するのは、可変バルブ機能のおかげです 。車検では特定の低回転域での騒音を測定するため、バルブが閉じた状態で基準値をクリアできます 。高回転時に爆音を出す設計であっても、測定条件次第で合格してしまうのです。 carview.yahoo.co(https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/lamborghini/chiebukuro/detail/?qid=11313132711)
一方、社外マフラーを後付けする場合は別の話です。2010年4月以降の車両では「性能等確認済マフラー」の認証プレートがなければ、問答無用で車検に落とされます 。このプレートはマフラー本体または刻印で確認でき、車検時には必ずチェックされます。 carview.yahoo.co(https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/5524329cb1eabcf1b63673f0c1b22ae536d4059d/)
認証プレートは必須です。
さらに、車検通過後に爆音マフラーに付け替えた場合も違法になります。不正改造車として整備命令標章(ステッカー)が車両に貼り付けられ、15日以内に保安基準に適合した状態に戻さなければなりません 。「2年に1回の車検さえ通ればいい」という考えは、公道での街頭検査で崩れる現実があります。 kuruma-news(https://kuruma-news.jp/post/983231)
carview!:車検対応マフラーの認証制度と保安基準の変遷まとめ
法的な罰則以外にも、爆音マフラーは民事上のトラブルを引き起こします。隣人が騒音で「動悸・血圧上昇・恐怖感・トラウマ」を訴えるケースも実際に報告されています 。こうなると損害賠償請求の対象になる可能性もあります。 bennavi(https://bennavi.jp/qas/8670/)
近隣への騒音被害は「受忍限度」を超えると不法行為です。
特に早朝・深夜のエンジン始動は、軽犯罪法や各自治体の騒音規制条例にも触れる場合があります。「自分の車だからいい」は通用しません。実際、警察への苦情通報から始まり街頭検査で摘発されるケースも少なくありません 。 kuruma-news(https://kuruma-news.jp/post/983231)
もし近所の爆音マフラー車に悩んでいるなら、各都道府県の運輸支局への通報制度や、「不正改造車の申告窓口(国土交通省)」が活用できます。一定の証拠(動画・録音)があれば、行政が動いてくれる可能性があります。これは使えそうです。
爆音マフラーへの交換は、音だけでなく複数のデメリットを引き起こします。整理しておきましょう。
automesseweb(https://www.automesseweb.jp/2021/01/04/558930)
特に保険リスクは見落とされがちです。
「爆音なのに遅い」現象は、バックプレッシャー(排気背圧)の設計を無視した直管化などが原因です 。音だけ大きくなってパワーが落ちるのでは、費用と法的リスクだけが残ります。純正比較で性能向上を狙うなら、認証済みスポーツマフラーの中から選ぶのが唯一の合法ルートです。 automesseweb(https://www.automesseweb.jp/2021/01/04/558930)
規制を守りながらマフラーサウンドを楽しむ方法は、実際に存在します。
「性能等確認済マフラー」に認定されたスポーツマフラーは、純正の音より低くこもったサウンドを出しながら車検にも通ります 。代表的なブランドには、フジツボ・HKS・KAKIMOTO RACINGなどがあり、それぞれ適合車種・近接排気音の測定値が公開されています。車種ごとに適合するものを選ぶのが基本です。 carview.yahoo.co(https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/5524329cb1eabcf1b63673f0c1b22ae536d4059d/)
「快音」を選ぶのが正解です。
選び方の手順はシンプルです。①自分の車の年式・型式を確認する → ②各メーカーサイトの適合表で確認する → ③近接排気騒音の測定値が規制値以内かチェックする。この3ステップで、法的に安全なマフラーを選べます。
なお、2016年10月以降製造の車では「相対値規制」が適用されるため、新車時の騒音値+5dB以内のマフラーを選ぶ必要があります 。購入前に必ずこの数値を確認してください。合法の範囲で楽しむことが、長く乗り続けるための条件です。 bestcarweb(https://bestcarweb.jp/feature/column/696426)
ベストカーWeb:現行の騒音規制と合法マフラー選びの解説記事
| 生産年 | 適用される主な基準 |
| --------------- | ---------------------- |
| 2010年3月31日以前 | 近接排気騒音(96〜103dB) |
| 2010年4月1日以降 | 近接排気騒音 + 加速走行騒音(証明書必要) |
| 2016年10月以降(新型車) | 上記 + 認証プレート必須 |
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