ロールケージ車検視界の基準と合格のコツ

ロールケージ車検視界の基準と合格のコツ

ロールケージ車検視界の基準

新型車では視界を遮るロールケージがNGです。


この記事の3ポイント要約
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車検合格の条件

パッド装着と視界確保が必須で保安基準第18条に適合すれば通る

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視界基準の厳格化

2016年以降の新型車は直接視界の規制が厳しく設計段階で配慮が必要

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取り付け費用

工賃は5万円から10万円ほどで定員変更が必要な場合もある


ロールケージの車検基準における視界の要件


ロールケージを装着した車両でも、道路運送車両の保安基準第18条を満たせば車検に合格できます。基準の核心は乗員に必要な空間が維持されているか、そして運転者の視界を妨げないかという2点です。


関連)https://news.mynavi.jp/shaken/rollbar


視界に関する規定は平成17年1月から適用されており、運転席に着座した運転者が標準的な運転姿勢で、車両前面から2mから2.3mの範囲にある高さ1m直径30cmの円柱の少なくとも一部を直接視認できることが求められています。つまり、視界の基準は数値で明確に定義されているということですね。


関連)https://www.naltec.go.jp/news/gtg5d200000013ta-att/gtg5d200000013u4.pdf


さらに平成28年11月1日以降の新型車、および平成30年11月1日以降の継続生産車では「自動車の運転に必要な直接視界に係る協定規則(第125号)」が適用され、Aピラー以外の遮蔽物の設置が原則禁止となりました。ダッシュボードを貫通する形状のロールケージやサイドウインドウを遮る斜交バーがあるロールケージは、この法規に抵触する可能性があります。


関連)https://toyotagazooracing.com/pages/contents/jp/rallychallenge/pdf/2019/rc2020_release200131.pdf


対象車両は新型ヤリス、新型カローラスポーツ、86(ZN6)、ヴィッツ(NCP131)、アクア(NHP10)などで、中古車両であっても生産時期が該当すれば規制対象です。


関連)https://toyotagazooracing.com/pages/contents/jp/rallychallenge/pdf/2019/rc2020_release200131.pdf


ロールケージ装着時のパッド要件と緩衝材の基準

金属が剥き出しのロールケージやロールバーは乗員に二次的な傷害を与える可能性があるため、そのままでは車検に通りません。パッドなどの衝撃吸収材を装着して乗員を保護する措置が取られていることが必須条件です。


関連)https://www.goo-net.com/magazine/carmaintenance/inspection/217879/


ロールバーパッドは一般的にウレタン製で、厚さ5~6mm程度のホース状の形状をしています。バーの長さに合わせてカットして差し込むだけなので、取り付けは比較的簡単です。乗員の周りにあるロールケージには必ずパッドを巻く必要があり、特に頭部付近のロールケージには緩衝材が義務付けられています。


関連)https://www.webcartop.jp/2016/12/57536/


交通事故時に頭をロールケージにぶつけたら危険なので、専用のパッドで緩衝するようにしておくのが基本です。パッド装着の有無が保安基準を満たすかどうかの重要なポイントになります。


関連)https://news.mynavi.jp/shaken/rollbar


ロールバーパッド取り付けの工賃は22,000円程度が相場です。


関連)https://mcr-factory.com/?p=106


ロールケージ取り付けで定員変更が必要なケース

6点式を超えるロールケージの場合、リアシートを外さないといけないことが多く、乗車定員を変更するのが一般的でした。乗車定員が変わる場合は、乗車定員変更の申請が必要になります。


関連)https://hashiriyarule.com/custom/roll-cage/


ただし現在では乗車定員をそのままに、リアシートも外さずに取り付けられる設計のものもあります。つまり適切な製品を選べば定員変更せずに済むということですね。


関連)https://hashiriyarule.com/custom/roll-cage/


取り付け方法は溶接が最も高剛性ですが、車体に穴を開けてプレートで挟んでボルトで留める方式がほとんどです。ボディに固定しているポイントの数で4点式ロールケージ、6点式ロールケージなどと分類され、点数が増すごとに剛性も上がります。


関連)https://www.webcartop.jp/2016/12/57536/


乗車定員が維持できているか、乗員に必要な空間が維持されているかが合否の基準です。


関連)https://news.mynavi.jp/shaken/rollbar


ロールケージ取り付けの工賃と費用相場

ロールバー取り付けの工賃は、ダッシュボードを貫通するタイプで80,000円から、ダッシュを逃げるタイプで50,000円からが相場です。ショップによっては工賃10万円程度かかるケースもあります。


関連)https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13114986003


ロールケージ本体の価格は製品によって異なりますが、例えばサイトウロールケージでは税別定価55,000円から90,000円程度の製品があり、ショップ価格では41,000円から64,800円(税別)で提供されています。本体価格と工賃を合わせると、トータルで10万円から15万円程度の出費になります。


関連)https://www.hirano-tire.co.jp/paji251.htm


取り付けにはフロアカーペットを剥がして仮組を行い、最終的な組み付けの確認を経て作業完了となるため、専門知識を持った業者に依頼することが推奨されます。視界を妨げない取り付け方法を熟知した業者を選ぶのが安心です。


関連)http://riki.info/rollcage/flow/


パッド取り付けも含めると、さらに22,000円程度の追加費用がかかります。


関連)https://mcr-factory.com/?p=106


ロールケージのメリットと安全性への効果

ロールケージ装着の最大の目的は乗員保護です。横転時にピラーや屋根が押しつぶされないようにし、乗車している人の頭部などのケガから守ります。横転以外でも、横や後ろからの衝突事故に対してドライバーや搭乗者を守ってくれる確率が格段にアップします。


関連)https://www.automesseweb.jp/2019/04/10/120149


ロールケージはボディが変形してしまうような大きなクラッシュ時でも、乗員を保護するために室内に張り巡らせるパイプフレームです。特に横転=ロールオーバー時に室内がつぶれるのを防ぎ、乗員のスペースを確保できるように設計されています。


関連)https://www.webcartop.jp/2016/12/57536/


さらにボディ剛性の向上という副次的なメリットもあります。ボディの強度を上げてねじれを少なくし、サスペンションの性能をより効果的に発揮させる効果があります。ボディを内側から補強する補強材として機能するため、通常の走行でも車体の剛性感が向上するのが実感できます。


関連)https://crnavi.jp/detail/12822/


材質はスチールが一般的で、より強度がありしかも軽いのがクロモリです。


関連)https://www.webcartop.jp/2016/12/57536/


公道走行時の注意点とデメリット

ロールケージを取り付けた車でも、保安基準を満たしていれば公道を走ることができます。全日本ラリーに参加しているラリーカーでも車検に通れば公道走行が可能です。


関連)https://www.goo-net.com/magazine/carmaintenance/inspection/217879/


ただし道路運送車両法に違反しないことが前提のため、乗員の周りにあるロールケージにはパッドを巻き、運転者の視界を妨げないようにする2点を守る必要があります。どちらか一つでも欠けると車検不合格になります。


関連)https://news.mynavi.jp/shaken/rollbar


デメリットとしては重量増加、視界の悪化、室内空間の窮屈さがあります。特に視界に関しては、前述の直接視界基準により新型車では設計段階から配慮が必要です。


関連)https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13114986003


アルミ製のロールケージもありますが、強度的にはスチール製よりも劣るため乗員保護パーツとしては不向きで、ファッションバーといった意味合いが強くなります。安全性を重視するならスチール製またはクロモリ製を選ぶのが原則です。


関連)https://www.webcartop.jp/2016/12/57536/


取り付け方法や保安基準を満たさなかった場合は車検に通らないので、事前にラリーショップやロールケージメーカーに法規対応を確認することが大切です。


関連)https://www.drimportcar.com/hqBlog/194




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