

中古の「ML(Mクラス)」は世代差が大きく、同じ“ML”でもW164(2005~2012頃)とW166(2012~2015頃)で、車両価格のレンジも故障リスクの読み方も変わります。特にW166は中古相場が「コミコミ300万以内で見つかる」といった記載もあり、元の新車価格から見ると“お買い得感”が強く出やすい一方、購入後の修理コストで逆転しやすいので要注意です。
また、カーセンサーのカタログ情報ではMクラスは世代ごとの平均価格が提示されており、古い世代ほど平均価格が下がる一方で維持費評価が低め(維持費2.5など)という口コミ傾向も見えるため、「安い=得」と即断しないのが安全です。
✅相場観を崩さないための見方(整備士向けの実務手順)
ベンツMLの中古で注意点として挙げられやすいのが、エアコンコンプレッサーやオルタネーターなど、熱負荷・経年劣化の影響を受けやすい部品です。エアコンは「コンプレッサーだけ換えれば終わり」になりにくく、系内汚染や詰まりが絡むと関連部品まで波及し、修理費が大きくなりやすいと指摘されています。
また、オルタネーターは発電時の高温環境で劣化しやすく、故障するとレッカー・バッテリー交換などの二次コストが出やすい点が現場的に痛いところです。
🔧購入前の現車確認で拾うコツ(整備士向け)
ラジエター水漏れは、走行距離が浅くても「年数」による劣化で急に出ることがある、といった注意喚起があります。ここは購入前点検で“いま漏れていない”だけだと読み違えやすく、アッパータンク周りやホース接続部、リザーバータンク周辺の痕跡確認が効きます。
さらにSUVは降雪地域や融雪剤の影響を受けやすく、マフラーや車体下面・足回りの錆や腐食を、販売店に頼んでリフトアップ確認することが勧められています。
🧊雪国個体のチェック(入れ子なし)
ML 350 BlueTEC 4MATICでは、AdBlue(尿素水)を排気に噴射しSCR触媒でNOxを低減する仕組みが説明されており、NOxを最大80%還元する旨も報じられています。ディーゼル後処理は高精度な制御部品が多く、故障時に高額修理へ発展しやすいという指摘もあり、中古で狙う場合は「走り方」と「警告灯履歴」の確認が重要になります。
さらに“意外な落とし穴”として、尿素が白く結晶化してチェックランプ点灯に繋がる事例が語られており、長時間アイドリングや低回転走行ばかりの使い方が絡む可能性がある、という現場寄りの話もあります。
🧪現場で役立つ確認ポイント
参考:BlueTECの仕組み(AdBlueとSCRでNOxを低減する説明、最大80%還元の記載)
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/371204.html
検索上位の“故障列挙”だけでは拾いにくいのが、個体差の根っこにある「メンテ履歴の質」です。部品屋の視点として、購入前にオイルフィラーキャップを開け、キャップ裏や内部の汚れ(スラッジ)を見て、オイル交換が疎かだった個体を避ける、という提案があります。これが効くのは、診断機では綺麗に見える個体でも、実際には短距離中心・交換サイクル長めで内部が汚れているケースがあるからです。
もう一つ、外装や内装の“使われ方”もヒントになり、座面サポート部のシワ・ヨレ・擦れなどから、丁寧に扱われた個体かどうかを推測するという見方も紹介されています。
👀「整備士が買うなら」チェック(独自視点の実務寄り)
参考:中古MLの弱点(エアコン・オルタネーター・ラジエター水漏れ・錆・カスタム注意・オイルフィラー確認などの具体論)
https://carweakpoints.net/ml350-ml350diesel-ml550-ml63amg/

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