コイルスプリング マットレス の捨て方と処分費用の全知識

コイルスプリング マットレス の捨て方と処分費用の全知識

コイルスプリング マットレスの捨て方と処分費用ガイド

マットレスを車に積んで運ぶだけで、違反点数が加算されて反則金を払うことになります。


📋 この記事でわかること
🚗
車で運ぶ前に知るべきルール

マットレスを自家用車でクリーンセンターに持ち込む際、積載方法を誤ると道路交通法違反になる可能性があります。はみ出し・固定ルールを解説します。

⚠️
「適正処理困難物」とは何か

コイルスプリング入りマットレスは多くの自治体で通常の粗大ごみ回収の対象外です。事前確認なしで出すと回収されない、または法的リスクにつながります。

💰
費用比較と最もお得な捨て方

無料〜1万5千円まで、状況によって費用は大きく変わります。ニトリ・IKEA引き取り、自己搬入、不用品回収業者など4つの方法を費用つきで比較します。


コイルスプリング マットレスが「適正処理困難物」に指定される理由





コイルスプリング入りマットレスを処分しようとして、自治体の粗大ごみ受付に電話したら「うちでは受け付けられません」と言われた経験はないでしょうか。これは担当者のミスでも例外でもなく、法律に基づいた正当な回答です。


廃棄物の処理及び清掃に関する法律廃棄物処理法)に基づき、金属製コイル(スプリング)を内部に含むマットレスは多くの自治体で「適正処理困難物」または「特定適正処理困難物」として指定されています。ゴミ処理施設の破砕機にスプリングが絡まり、機械が壊れる危険があるのが主な理由です。つまり、施設の設備で安全に処理できない構造になっているわけです。


自治体によって対応は大きく異なります。


- ✅ 粗大ごみとして回収OK(例:横浜市、大阪市堺区など)
- ❌ 回収不可・処理困難物指定(例:奈良市、仙台市など)
- 🔶 直接持ち込みのみ受付(クリーンセンターへの自己搬入のみ)


つまり「まず自治体サイトで確認」が原則です。


「コイルなし」のウレタンマットレスや折りたたみマットレスは通常の粗大ごみとして1,000〜2,000円程度で回収してもらえるケースが多いのに対し、コイルスプリング入りの場合は対応が大きく変わる点が重要です。種類によって処分方法が変わると覚えておけばOKです。


自分のマットレスがコイル入りかどうか迷ったときは、マットレスの端を軽く押してみてください。金属のきしみ音がしたり、手に硬い感触がある場合はコイル入りの可能性が高いです。また、製品のタグや購入時の明細書に「ボンネルコイル」「ポケットコイル」と記載があれば確実にコイル入りです。


参考:廃スプリングマットレスの処分に関する法的根拠(環境省)
廃棄物処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令(環境省)


コイルスプリング マットレスを車で運ぶ前に確認すべき積載ルール

自家用車でクリーンセンターに持ち込む方法は費用を抑えられる有効な手段ですが、「積んで走れば問題ない」と思っていると落とし穴があります。マットレスの積載には道路交通法上のルールがあり、守らないと違反になります。


まず基本として押さえておきたいのが、荷物の「はみ出し」の制限です。2022年5月に道路交通法施行令が改正され、現在の基準は以下の通りです。


| 項目 | ルール |
|------|------|
| 全長 | 車体の長さ × 1.2倍以内 |
| 全幅 | 車体の幅 × 1.2倍以内 |
| 高さ(登録車) | 地上から3.8mまで |
| 高さ(軽自動車) | 地上から2.5mまで |
| 前後のはみ出し量 | 車体の長さ × 0.1倍以内 |
| 左右のはみ出し量 | 車体の幅 × 0.1倍以内 |


シングルサイズのマットレスは一般的に幅約97cm×長さ約195cmほど、ダブルサイズは幅約140cm×長さ約195cmほどあります。ダブルサイズは畳2枚分に近い大きさです。


車内に積み込む際、ドアミラー(後写鏡)が荷物に隠れて見えなくなった状態で走行すると「乗車積載方法違反」となります。違反点数1点・反則金6,000円(普通車)が科されます。痛いですね。


さらに注意が必要なのが、走行中の落下リスクです。適切な固定をせずに走行し、荷物が落下した場合は「転落等防止措置義務違反」として違反点数1点・反則金6,000円(普通車)が課せられます。高速道路上での落下事故が発生した場合は、最大で懲役7年以下または罰金100万円以下の「過失運転致死傷」が適用されるケースもあります。


コイルスプリングマットレスは重さが20〜30kg程度あることも多く、固定が甘いと高速走行中に後部から飛び出す危険があります。軽トラックをレンタルするか、業者に依頼するかを最初に検討することをおすすめします。


参考:車への荷物の積載ルール詳細(GAZOO)


コイルスプリング マットレスの処分方法4選と費用比較

「どの方法が自分に合っているか」を選ぶうえで、費用と手間のバランスを整理しておくことが大切です。4つの主な選択肢を費用つきで比較します。


| 処分方法 | 費用目安 | 向いている人 |
|---------|---------|------------|
| ①販売店引き取り(ニトリ・IKEAなど) | 無料〜4,400円 | 買い替えをする人 |
| ②クリーンセンターへ自己搬入 | 500〜2,500円 | 車がある・安くしたい人 |
| ③不用品回収業者 | 8,000〜15,000円 | すぐ処分したい人・運び出しが難しい人 |
| ④自力で解体・分別ゴミとして出す | 基本無料(工具代別) | 時間と体力がある人 |


①販売店の引き取りサービスを使う


新しいマットレスを購入するタイミングで利用するのが最もスムーズな方法です。ニトリでは、マットレスを含む家具の配送時に「購入商品と同数量・同容量」を条件に1注文あたり4,400円で引き取るサービスを提供しています。IKEAでもマットレス購入時に古いものを引き取るキャンペーンを不定期で実施しています。買い替えが前提になりますが、運び出し不要でトータルコストを抑えられるのが大きなメリットです。


②クリーンセンターへの自己搬入


お住まいの自治体の処理施設がコイルスプリング入りマットレスの受け入れをしている場合、直接持ち込むと500〜2,500円程度で処分できます。粗大ごみ収集を待つ必要がなく、最短で即日処分できる点が魅力です。車での搬送が必要になります。持ち込みには事前予約が必要な場合があります。


③不用品回収業者への依頼


コイルスプリング入りを問わず、その場で運び出してもらえるため手間がかかりません。費用は8,000〜15,000円程度かかりますが、単品だと割高になりやすい側面もあります。他の不用品(ソファ、タンスなど)をまとめて依頼すると、トラック1台分の費用を複数アイテムで分担できるため費用対効果が上がります。


④自分で解体して分別ゴミに出す


布部分(可燃ごみ)とコイル部分(不燃ごみ・金属ごみ)に分けて捨てることで費用ゼロにできる方法です。ただし、プロは推奨しません。圧縮されたコイルは解体時に弾け飛ぶ可能性があり、怪我のリスクが高いです。またボルトクリッパーなどの専用工具と、大人2人で半日以上の時間が必要になることも覚えておく必要があります。


解体を検討している場合、最低限の安全対策として厚手の革製手袋と防護眼鏡の着用は必須です。


コイルスプリング マットレスの不法投棄が引き起こす深刻なリスク

「処分に手間がかかるなら、山や空き地に置いてくればいい」という考えは絶対に避けるべきです。これは不法投棄にあたり、廃棄物処理法第16条が「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と明確に禁止しています。


違反した場合の罰則は非常に厳しく設定されています。個人の場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科される可能性があります。法人の場合はさらに重く、3億円以下の罰金となります。不法投棄は「やっても捕まらない」と考える人もいますが、自治体や警察による監視カメラ設置や追跡調査が強化されており、後から特定されるケースは少なくありません。


車でマットレスを運んで山林や河川敷に捨てた場合、ナンバープレートの目撃情報や監視カメラ映像から足がつくケースが多くあります。「知らなかった」は通用しません。


参考:不法投棄の罰則について(習志野市)
不法投棄は法律により処罰されます(習志野市公式ホームページ)


また、コイルスプリング入りマットレスを勝手に回収することも注意が必要です。一般廃棄物の収集運搬には自治体の許可が必要で、許可を持たない無許可業者に依頼してしまうと、依頼した側にも罰則が及ぶ場合があります。「格安で回収します」という業者には要注意で、正規の許可を持っているか必ず確認が条件です。


コイルスプリング マットレスを処分するとき自動車ユーザーが見落としがちな独自の注意点

車を持っている方ならではの選択肢として「自分でクリーンセンターに持ち込む」という方法を選びやすいですが、実際にやってみると想定外の壁にぶつかるケースがあります。ここでは自動車ユーザーが見落としやすいポイントを整理します。


まず、マットレスをセダンやコンパクトカーに積むことは現実的に難しい場合がほとんどです。シングルサイズのマットレスでも厚みが20〜30cmほどあり、ミニバンやSUVのラゲッジ空間を目一杯使っても乗せられないことがあります。軽自動車の場合は高さ制限(地上から2.5m以内)が特に厳しく、ルーフキャリアでの積載も注意が必要です。


「では軽トラをレンタルすればいい」というのは正しい発想です。軽トラのレンタルは1日あたり5,000〜8,000円程度が相場で、クリーンセンターへの持ち込み費用(500〜2,500円)と合計しても1万円以内に収まるケースが多く、不用品回収業者に依頼するより安上がりになりやすいです。これは使えそうです。


ただし、軽トラに積む場合でも固定ロープやラッシングベルトで確実に縛ることが必要です。マットレスは風を受けやすく、高速道路での走行中に固定が緩むと重大事故につながります。固定は「引っ張ってずれない」状態にするのが基本です。


さらに見落としがちなのが、クリーンセンターの「受け入れ不可」自治体の問題です。持ち込み可能かどうかは市区町村の公式サイトで事前に確認することが必須で、せっかく車を走らせて持っていっても「スプリング入りは受け付けていません」と返される場合があります。確認はweb、または電話の1ステップで完了します。


処分前に確認できるリンクとして、お住まいの地域の「ゴミ分別案内」や「粗大ごみ品目一覧」ページが参考になります。「(市区町村名) スプリングマットレス 処分」と検索すると、各自治体のページがヒットします。1回の検索で確認まで終わります。


参考:スプリング入りマットレスの処分費用(仙台市)
ご自身で処理施設に持ち込む場合(自己搬入)(仙台市公式ホームページ)




[Arklove]車用エアーベッド 段差解消マット【車中泊必須アイテム】車中泊 軽自動車対応 後部座席間隔 前部座席インフレータブル 耐荷重200kg 折り畳み 収納便利 簡易ベッド 汎用 車用品 渋滞 防災 旅行 アウトドア キャンプ 日常休憩に最適