

実は、最上級グレードの新車では8人乗りを選べない車種が複数あります。
8人乗りと7人乗りは、見た目は似ていても座席配置がまったく異なります。8人乗りは「2-3-3」のベンチシート配置が基本で、7人乗りは「2-2-3」のキャプテンシート配置が多数派です。つまり、同じ3列シート車でも選ぶ乗車定員で車内の使い勝手が変わります。
普段から7人以上で乗る機会が多い家庭には、8人乗りに利があります。2列目に3名が座れるため、一人ひとりのスペースが確保しやすいからです。荷物をたくさん積みたいときも、2列目のシートをチップアップすれば3列目格納と合わせて荷室を大きく使えます。
一方、7人乗りのキャプテンシートは座面が独立しており、座り心地は格別です。普段4名以下で乗ることが多く、2列目の快適さを優先するなら7人乗りがベターです。3列目への移動もウォークスルーで楽にできます。つまり乗車人数と使い方で選択が決まります。
| 比較ポイント | 8人乗り | 7人乗り(キャプテンシート) |
|---|---|---|
| シート配置 | 2-3-3(ベンチシート) | 2-2-3 |
| 2列目の快適性 | 普通〜良好 | ◎ 独立シートで快適 |
| 3列目へのアクセス | 2列目を倒す必要あり | ウォークスルーで楽 |
| 荷室の広さ | ◎ チップアップで拡大可 | 〇 |
| 最大乗車人数 | 8名 | 7名 |
現在の新車市場でMサイズ8人乗りミニバンの主役は、トヨタ「ノア」「ヴォクシー」、ホンダ「ステップワゴン」、日産「セレナ」の4車種です。それぞれ新車価格は267万〜479万円という幅があります。
最も安い新車価格を誇るのがノアのエントリーグレード「X」で、8人乗りが267万円から購入できます 。ハイブリッド車の燃費はWLTCモードで22〜23.4km/Lとクラストップです 。コスパ重視ならノアかセレナが狙い目ということです。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
セレナは室内長3135〜3145mmとクラス最大の室内空間を持ちながら、車体はクラス最小というユニークな存在です 。また、2列目と1列目を入れ替えられる「スマートマルチセンターシート」は他車にない独自機能です。これは使えそうです。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
| 車種 | 新車価格(8人乗り) | ハイブリッド燃費 | 室内長 |
|---|---|---|---|
| トヨタ ノア | 267万〜389万円 | 22〜23.4km/L | 2,805mm |
| トヨタ ヴォクシー | 309万〜396万円 | 22〜23.4km/L | 2,805mm |
| ホンダ ステップワゴン | 299.9万〜391.3万円 | 非公表(ガソリン/HV) | 2,845mm |
| 日産 セレナ | 276.9万〜479.8万円 | e-POWER搭載 | 3,135〜3,145mm |
実は、最上級グレードには8人乗り設定がないケースが複数あります。ノア・ヴォクシーの最上級「Z」「S-Z」には8人乗りが用意されておらず、同様にステップワゴンの「スパーダプレミアムライン」にも8人乗りはありません 。これが最大の盲点です。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
また、8人乗りのハイブリッド4WDを選べない車種も存在します。ノア・ヴォクシーの8人乗りは、ハイブリッド車の4WDが非対応です 。雪の多い地域に住んでいる場合は特に注意が必要です。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
セレナは逆に8人乗りを基本として設計されており、主要グレードは8人乗りのみの設定という点が他と大きく異なります 。8人乗りを積極的に選びたい人にはセレナが最も選びやすい設計と言えます。グレード選びは慎重に確認が条件です。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
各ディーラーで最新のグレード構成を必ず確認することをおすすめします。
カーセンサー:8人乗りの車オススメ10選|SUVやミニバンの新車&中古車価格、選び方も解説!
ミニバンの維持費で大きな割合を占めるのが燃料費です。ノアのハイブリッドはWLTCモード22〜23.4km/Lというクラス最高燃費を誇り、ガソリン車比で年間の燃料費を数万円単位で抑えられます 。長距離をよく走る家庭ほど、この差は大きくなります。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
ガソリン車と比べたハイブリッドの燃費差を具体的に考えると、年間1万5,000km走行の場合、ガソリン単価160円として試算するとおよそ年間2〜3万円の節約になります。5年間乗り続ければ10〜15万円の差になる計算です。意外ですね。
ただし、ハイブリッド車の新車価格はガソリン車より約30〜50万円ほど高くなります。購入時の出費を抑えたいなら、ガソリン車ベースのエントリーグレードを選ぶという判断も合理的です。ノアのガソリン8人乗りXは267万円と、ライバル車の中でも最安水準です 。燃費と価格のバランスが判断の条件です。 carview.yahoo.co(https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/4759a29da3232051338759f5689e033215544db2/)
購入時に見逃しがちなのが、8人乗り仕様のリセールバリューです。実は、7人乗りのキャプテンシート車のほうが中古市場での人気が高い傾向にあります。ノアやヴォクシーの場合、中古市場での8人乗り流通台数は全体の1〜3割程度しかありません 。需要の少ないニッチな選択肢と見なされる可能性があります。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
具体的には、ヴォクシーの中古車掲載約940台のうち、8人乗りはわずか約20台(約2%)という数字が示すとおり 、将来売却を考えると8人乗りは不利に働く場合があります。手放す時期に選択肢が少ないということです。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
とはいえ、セレナは中古市場の流通台数約810台のうち8人乗りが約790台(約98%)と圧倒的多数を占めます 。セレナは8人乗りが主流のため、売却時も選びやすいと言えます。リセール面まで考えるなら車種選びで大きく変わります。 carsensor(https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_67754.html)
売却時のリセールまで含めた総コストで比較することが、賢いミニバン新車選びの最終ステップです。
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