

タイヤを「〇〇インチ」と呼ぶとき、実はその数字はタイヤの外側の大きさではなく、内側の穴(ホイールと接する部分)の直径を指しています。 shop.autobacs(https://shop.autobacs.com/ja/feature/knowledge/tire)
タイヤのサイドウォール(側面)を見ると、「205/55 R17 91V」のような英数字が刻まれています。 この文字列は左から順に意味が決まっており、一つひとつを分解すると車のタイヤ選びが一気に簡単になります。 michelin.co(https://www.michelin.co.jp/auto/advice/tyre-basics/tyre-markings-explained)
最初の「205」はタイヤの断面幅で、単位はミリメートルです。 次の「55」は偏平率(へんぺいりつ)で、タイヤの側面の高さが断面幅の55%であることを示します。「R」はラジアル構造を意味するアルファベットで、現在の乗用車はほぼすべてこの構造です。 ontheroad.toyotires(https://ontheroad.toyotires.jp/howto/10070/)
そして「17」がいわゆる「インチ」に当たる部分で、ホイールのリム径(内径)をインチで表したものです。 つまり「17インチのタイヤ」とは、直径17インチ(約43cm)の穴があるタイヤということです。つまりインチはタイヤの「外側」ではなく「内側」の大きさだということです。 shop.autobacs(https://shop.autobacs.com/ja/feature/knowledge/tire)
最後の「91」はロードインデックス(荷重指数)で、1本あたり最大615kgまで支えられることを示しています。 「V」は速度記号で、最高速度240km/hまで対応していることを意味します。 michelin.co(https://www.michelin.co.jp/auto/advice/tyre-basics/tyre-markings-explained)
| 記号 | 意味 | 単位 | 例 |
|---|---|---|---|
| 205 | タイヤ断面幅 | mm | 205mm(はがき横幅の約1.7倍) |
| 55 | 偏平率 | % | 側面高さ=断面幅×55% |
| R | ラジアル構造 | — | 乗用車はほぼR |
| 17 | リム径(インチ) | インチ | 約43cm |
| 91 | 荷重指数(LI) | — | 1本615kgまで対応 |
| V | 速度記号 | — | 最高240km/hまで対応 |
タイヤサイズは2か所で確認できます。覚えておけば十分です。
1つ目はタイヤのサイドウォール(側面の黒い部分)に直接刻まれた英数字です。 タイヤを外さなくても、しゃがんでのぞき込めば必ず確認できます。ただし、すでにサイズ変更されたタイヤが装着されている場合、この方法では「現在のサイズ」は分かっても「純正サイズ」は分かりません。 tokyo-tire(https://www.tokyo-tire.com/column/how-to-read-tire-size/)
2つ目は運転席側のドアを開けたところ、ドアの内側(Bピラー付近)に貼られたシールです。 ここには車メーカーが指定した純正タイヤのサイズが記載されています。中古車や購入後にインチアップしている車の場合、タイヤ本体の刻印とシールの数字が異なることがあります。 tokyo-tire(https://www.tokyo-tire.com/column/how-to-read-tire-size/)
どちらが「正しい」かは目的によって変わります。純正を知りたければシール、現在の装着状況を知りたければサイドウォール、の使い分けが基本です。
インチアップしてワイドなタイヤに変えると「グリップが上がる=接地面積が広がる」と思われがちです。これは間違いです。 webcartop(https://www.webcartop.jp/2016/12/59721/)
タイヤの接地面積は、空気圧と荷重がほぼ同じであれば、サイズが変わっても変化しません。 1本あたりの接地面積はどんなタイヤサイズでもはがき1枚分(約100cm²)程度のまま。幅が広くなると、その接地面が縦長から横長に変わるだけです。つまりグリップ力の絶対量は変わらないということですね。 webcartop(https://www.webcartop.jp/2016/12/59721/)
また、ロープロファイル(偏平率の低いタイヤ)はサイドが「硬くて丈夫」と思われていますが、実際にはサイドウォールが短くなるほど剛性が下がります。 大型トラックやバスがロープロファイルタイヤを履かないのはこのためです。意外ですね。 webcartop(https://www.webcartop.jp/2016/12/59721/)
インチアップ本来の目的は、ホイール径を大きくすることでブレーキキャリパーのサイズアップに対応し、制動力の余裕を持たせることです。 ドレスアップ効果と引き換えに、乗り心地の硬化や燃費悪化が生じるリスクは理解しておきましょう。 webcartop(https://www.webcartop.jp/2016/12/59721/)
タイヤが大きくなるとフェンダー(タイヤハウス)からはみ出す可能性があります。これが実際の法的リスクにつながります。
道路運送車両の保安基準により、タイヤがフェンダーから外側にはみ出している状態は整備不良とみなされ、道路交通法第62条の違反対象になります。 具体的には減点2点・反則金9,000円(普通車)が科せられます。 tireworldkan(https://tireworldkan.com/storeblog/?p=15009)
また、スリップサイン(溝が残り1.6mmで現れる目印)が出た状態での走行も同様に整備不良となり、減点2点・反則金9,000円です。 タイヤサイズだけでなく、溝の残り量も同時に確認する習慣をつけておきましょう。 tireworldkan(https://tireworldkan.com/storeblog/?p=15009)
参考:タイヤのはみ出し・スリップサインに関する車検基準の詳細(タイヤワールド館ベスト)
はみ出し注意!車検に通らないタイヤとは?
参考:JAFによるタイヤサイズ変更と違反の解説
タイヤのサイズを変えると違反になりますか? - JAF
タイヤサイズを変更する際に多くの人が見落とすのが、インチ(リム径)だけでなくタイヤの「外径」と「ロードインデックス」の管理です。
外径の許容範囲は純正比でマイナス3%からプラス2%以内が推奨されています。 この範囲を超えると、スピードメーターに誤差が生じたり、車体への干渉が発生したり、場合によっては構造変更申請が必要になるケースもあります。 外径が2%大きくなると、実際のスピードが表示より速くなる方向でずれるため、知らずに速度超過になるリスクがあります。 maluzen(https://www.maluzen.com/column/Allowable-range-of-tire-size-changes.html)
見落としがちなのはロードインデックス(LI)の確認です。 例えば「91」が純正なら、交換後のタイヤのLIは91以上でなければなりません。LIが純正を下回ると、タイヤが本来の車重を支えきれず、高速走行時にバーストのリスクが高まります。4WD車の場合はさらに注意が必要で、前後のタイヤサイズを変えると駆動系に過大な負担がかかります。 jaf.or(https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-accident/subcategory-rule/faq217)
インチを変えるときのチェックリストは以下の通りです。
- ✅ 外径が純正比 -3%〜+2%の範囲内か
- ✅ ロードインデックス(LI)が純正以上か
- ✅ タイヤ幅がフェンダーからはみ出さないか(ホイール部分は1mmもNG)
- ✅ 4WD車なら前後同一サイズか
参考:オートバックスによるタイヤサイズ変更の許容範囲まとめ
参考:ブリヂストンによる車検基準の詳細説明
タイヤの車検基準とは?点検項目を紹介 - ブリヂストン
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国産車用 18インチ タイヤ銘柄: ブリヂストン ブリザック WZ-1 タイヤサイズ: 225/55R18 ホイール: オススメアルミホイール スタッドレスタイヤ ホイール4本セット