

承諾書に「署名なし」でも法的に有効なケースがあり、印鑑レスで完結できることを知らずに手間をかけている人が少なくありません。

自動車に関係する承諾書には、主に「保管場所使用承諾証明書(車庫証明用)」と「車両使用承諾書」の2種類があります 。前者は車を駐車する場所の所有者・管理者が発行するもので、後者は他人の車両を業務などで使用する際に必要になります 。用途を混同して誤ったテンプレートを使ってしまうと、申請窓口で差し戻しになる恐れがあります。
関連)https://www.tomi-office-car.com/write/written-consent/
目的に合ったテンプレートを選ぶことが最初の関門です。
使い分けの目安は次のとおりです。
関連)https://www.city.yamatokoriyama.lg.jp/material/files/group/22/kyoka_05_exam.pdf
関連)https://www.bizocean.jp/doc/detail/551250/
関連)https://templates-navi.com/category/business/shodakusho
Wordテンプレートは テンプレートNAVI|承諾書テンプレート一覧(無料ダウンロード) や bizocean|使用承諾書(表形式版)・Word から登録不要で入手できます。ダウンロード後にファイルを開き、自分のケースに合わせて項目を上書きするだけで利用できます。これは使えそうです。
車庫証明用の承諾書で最も多い差し戻し理由は「使用期間の始期の日付ミス」です 。使用期間の始期(開始日)は、申請日と同日か申請日より前の日付を記入しなければなりません。将来の日付を書いてしまうと不受理となり、再提出が必要になります。始期の日付だけは特に注意が必要です。
記入時の主なチェックリストは以下のとおりです。
関連)https://www.tomi-office-car.com/write/written-consent/
関連)https://www.tomi-office-car.com/write/written-consent/
愛知県警が公式に公開している記載例は実務で非常に参考になります。
WordテンプレートはそのままPDFに変換するだけでなく、電子契約サービスを使って電子署名を付与すれば、印刷・郵送ゼロで手続きを完結させることもできます 。ただし、警察署への車庫証明申請は現時点(2026年)では原則として書面での提出が求められるケースが多く、電子化が可能かどうかは提出先に事前確認が必要です。電子化が使える場面かを確認するのが条件です。
関連)https://biz.moneyforward.com/contract/templates/commitment/
Wordでカスタマイズする際の実用的なポイントを以下にまとめます。
関連)https://www.bizocean.jp/doc/detail/551250/
マネーフォワードクラウド契約では弁護士監修済みの承諾書テンプレートも提供されており、ビジネス利用で法的リスクを下げたい場合に参考になります。
マネーフォワードクラウド契約|承諾書テンプレート一覧(弁護士監修)
「口約束だけで他人の車を使わせた」という状況は、事故発生時に責任の所在が曖昧になる典型的なリスクです 。大和郡山市の公式様式にも明記されているように、車両使用承諾書には「万が一事故が発生した際には、その責任は使用者が負う」旨を明記する条項が含まれています 。書面にしておくだけで、後日の金銭トラブルや保険交渉が格段にスムーズになります。これが書面化の最大のメリットです。
関連)https://www.city.yamatokoriyama.lg.jp/material/files/group/22/kyoka_05_exam.pdf
車両使用承諾書に必ず記載すべき事項はこちらです。
| 記載項目 | 記入内容の例 |
|---|---|
| 車両番号 | ナンバープレートの情報(例:品川300 あ 1234) |
| 使用者の住所・氏名 | 実際に運転・使用する人物の情報 |
| 使用目的 | 業務用途(例:商品配送のため)を具体的に |
| 使用期間 | 自〇年〇月〇日 至〇年〇月〇日 |
| 承諾者の署名・押印 | 車両の所有者または車検証上の使用者 |
承諾書は単なる形式書類ではありません。トラブル発生時に「誰が責任を持つか」を証明する重要な証拠書類になります。
自動車関連の手続きで承諾書の書き方を一度覚えると、同じテンプレートを「駐輪場の使用許可」「社内の備品貸し出し管理」「個人情報の第三者提供同意」など幅広い場面に応用できます 。承諾書と同意書は法的位置づけが近く、「申出に対して了承する→承諾書」「一方的な同意の意思表示→同意書」という使い分けが一般的です 。同意書との違いは最初に確認しておけばOKです。
関連)https://exia.co.jp/bizroute/consent-template.html
汎用Wordテンプレートで対応できる主な場面。
汎用テンプレートのひな形は以下のサイトで幅広くカバーされています。
NotePM|同意書テンプレート10種類まとめ(個人情報・医療・イベント参加など)
テンプレートを使い回すときは、「承諾者(所有者)」「使用者」「使用目的・期間」の3点が抜けていないかを必ず最終確認しましょう。この3点が原則です。