シリコンスプレーダイソー売り場と車への正しい使い方

シリコンスプレーダイソー売り場と車への正しい使い方

シリコンスプレーのダイソー売り場と車への使い方を完全解説

ブレーキペダルにシリコンスプレーをかけると、踏んだ瞬間に足が滑って止まれなくなります。


この記事でわかること
🏪
ダイソーの売り場はどのコーナー?

工具・DIYコーナーが基本。小型店舗には置いていないケースも多く、商品名・容量・価格まで詳しく解説します。

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車のどこに使える?どこはNG?

整備士が警告する「絶対に使ってはいけない5箇所」と、ドライバーが活用できるおすすめ用途を具体的に紹介します。

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石油系と無溶剤、どちらを買うべき?

ダイソーで買うときに必ず確認したい「タイプの違い」と、誤って使った場合に発生する修理費用の目安まで解説します。


シリコンスプレーのダイソー売り場はどのコーナーか





ダイソーでシリコンスプレーを探すとき、「どのコーナーにあるのか分からずウロウロした」という声がよく聞かれます。答えは明確で、主にDIY・工具コーナーです。グリーススプレーや潤滑防錆スプレー、サビ止めスプレーなどが並んでいる棚の近くに置かれていることがほとんどです。


見つからないときは、住宅メンテナンス用品コーナーや、自転車用品コーナーの周辺も確認してみてください。店舗のレイアウトによってはこちらに移動していることがあります。意外なところでは、車用品コーナーに陳列されているケースも報告されています。


ただし、注意点が一つあります。ダイソーのシリコンスプレーは大型店舗にしか置いていないことが多いのです。Yahoo!知恵袋でも「小型店舗にはまずない」という指摘が複数あり、床面積の小さなダイソーでは工具・潤滑剤系のラインナップが省かれていることがよくあります。事前にダイソーの公式オンラインストアで商品情報を確認し、在庫がある店舗を把握してから行くと無駄足を防げます。


現在ダイソーが販売しているシリコンスプレーの主な仕様は下表の通りです。











項目 内容
商品名 シリコーンスプレー
容量 260mL
価格 220円(税込)
JANコード 4550480504063
主成分 シリコーンオイル
対応素材 金属・プラスチック・ゴム・木材


かつては110円(税込)の小サイズが主流でしたが、現在は220円・260mLタイプが店頭での主力商品となっています。260mLというのは缶コーヒーの約1.3本分の量で、家庭での日常使いには十分な容量です。


セリアやキャンドゥについては、現時点でシリコンスプレーの安定した取り扱いは確認されていません。100均でシリコンスプレーを確実に入手したいなら、ダイソー一択と考えておくのが現実的です。


参考:ダイソー公式オンラインストアのシリコーンスプレー商品ページ(仕様・用途・使用上の注意を確認できます)
https://jp.daisonet.com/products/4550480504063


シリコンスプレーを車に使ってはいけない5つの箇所

シリコンスプレーは「何にでも使える万能潤滑剤」というイメージを持たれやすいアイテムです。しかし、車に関しては使ってはいけない箇所が明確に存在します。これを知らずに使うと、数万円〜10万円規模の修理費用が発生するリスクがあります。


整備士や自動車専門サイトが口を揃えて「NG」と警告する箇所は以下の5つです。


❶ ブレーキ系統部品(ディスク・パッド・ペダル)


ブレーキは「摩擦」で車を止める仕組みです。ブレーキパッドとローターにシリコンスプレーがかかると、その摩擦力が著しく低下します。ペダルの表面に塗ってしまうと、踏んだ瞬間に足が滑る状態になります。急ブレーキが必要な場面でペダルを踏み外せば、重大事故につながるリスクが極めて高くなります。これが一番危険です。


❷ 電装品・配線(ウインカー・パワーウィンドウなど)


シリコンの特性として電気絶縁性があります。電気接点にシリコン成分が付着すると二酸化ケイ素の皮膜が形成され、電気の流れを遮断してしまいます。ウインカーやパワーウィンドウの誤動作、最悪の場合はECU(エンジン制御コンピュータ)の故障につながり、交換費用は3万〜10万円程度になることもあります。


❸ キーシリンダー(鍵穴)


「鍵の動きが硬くなったからシリコンスプレーを刺した」という人は多いですが、これは逆効果です。シリコンスプレーの油膜がホコリやゴミを吸着し、内部で固まって動作不良が悪化します。最終的にキーシリンダー交換が必要となり、1万5千〜5万円程度の修理費用がかかることがあります。


❹ 窓ガラス


撥水効果を期待してフロントガラスにシリコンスプレーを塗ると、後から油膜ができて白くギラつく原因になります。時間が経つと窓が白っぽくなり、雨の夜間走行で視界が著しく悪化するケースがあります。


❺ アクセル・ステアリングなどの操作部品


潤滑性能が高いぶん、ステアリングが滑りやすくなり、正確なハンドル操作ができなくなります。運転操作に直結する部品への使用は絶対に避けてください。


つまり、「滑らせてはいけない場所」には使わない、が原則です。


参考:整備士監修・車のシリコンスプレーNG箇所と修理費用の解説記事(ネクステージ
https://www.nextage.jp/syaken_guide/info/463696/


参考:現役2級整備士が解説するシリコンスプレーの車への使い方(norico)
https://221616.com/norico/silicone-spray/


ダイソーのシリコンスプレーが車で活躍する3つの用途

NG箇所を押さえた上で話を進めます。実は、ダイソーのシリコンスプレーは車のメンテナンスにおいて非常に役立つ場面があります。用途を正しく理解すれば、220円で購入できるダイソー品で十分な効果が得られます。


① パワーウィンドウのウェザーストリップ


パワーウィンドウを開閉するときに「キュッ」という異音がする、または開閉速度が遅くなってきたと感じる場合、ドアガラスが収まっているゴム製のモール(ウェザーストリップ)が原因であることが多いです。ここにシリコンスプレーを塗布すると、滑りが改善されて異音が解消されることがあります。布に吹きかけてから丁寧になじませる方法が安全です。これは使えます。


② 未塗装樹脂パーツの白化を一時的に改善


バンパーやドアミラーの付け根など、黒い未塗装樹脂パーツは、年数が経つと紫外線で白く色あせてきます。「白化」と呼ばれるこの現象にシリコンスプレーを塗布すると、表面に薄い被膜ができて黒い艶が戻ります。ただし、効果の持続期間は1〜2週間程度と短く、雨が続くと被膜が流れやすいため、こまめなメンテナンスが前提となります。専用の樹脂復元剤と比べると持続性は劣りますが、220円で試せるお手軽さが魅力です。


③ タイヤのサイドウォールの艶出し


タイヤのツヤ出しにもシリコンスプレーが使えます。市販のタイヤワックスの多くにもシリコンが含まれており、代用品として十分機能します。ただし、タイヤのトレッド面(路面と接する部分)には絶対に使わないことが鉄則です。トレッド面に塗ると路面との摩擦係数が低下してスリップのリスクが生じます。サイドウォールのみに布で薄く塗布するのが正しい使い方です。


これら3つの用途は、無溶剤タイプのシリコンスプレーであれば問題なく使用できます。


石油系と無溶剤、ダイソー品は車に使って大丈夫か

シリコンスプレーには「石油系溶剤タイプ」と「無溶剤タイプ」の2種類があります。この違いを知らずに使うと、ゴムや塗装面を傷める原因になります。







種類 特徴 ゴム・プラスチックへの影響 主な用途
石油系溶剤タイプ 浸透力が高い・効果長持ち 劣化・変色・ひび割れのリスクあり 金属部品の潤滑
無溶剤タイプ 素材への影響が少ない 比較的安全 ゴム・プラスチック・木材にも使える


ダイソーのシリコーンスプレー(JANコード:4550480504063)はシリコーンオイルが主成分の無溶剤タイプであることが公式ストアの商品情報から確認できます。主成分:シリコーンオイルと明記されており、「金属・プラスチック・ゴム・木材」と対応素材が幅広く記載されているのもその証拠です。無溶剤タイプが条件です。


この点は重要で、石油系溶剤タイプを車のゴムパーツや樹脂パーツに使うと、数週間〜数ヶ月で硬化・ひび割れが起きる可能性があります。ホームセンターで安売りされているシリコンスプレーの中には石油系溶剤タイプも混在しているため、購入前に成分表示の確認が必須です。ダイソー品は無溶剤タイプと確認できているため、対応素材の範囲内で使う分には車でも安心して使用できます。


ただし、用途によってはダイソー品より品質が高い専門メーカーの商品が向いているケースもあります。たとえば、呉工業(KURE)のシリコンスプレーは420mLで市場価格700〜800円前後と、容量あたりの単価はダイソーとほぼ変わらず、ノズルの精度や噴射の安定性が優れています。頻繁に使うドライバーや、細かい部品へのピンポイント塗布が必要な場合はメーカー品も検討してみてください。


参考:シリコンスプレーの2タイプの違いと用途別の選び方(ASKUL製品コラム)
https://www.askul.co.jp/f/special/product_column/siliconespray/


ダイソーのシリコンスプレーが見つからないときの対処法と代替品

ダイソーに行ったけれど見当たらなかった、というケースは少なくありません。在庫の偏りや店舗規模の問題があるため、「あるはずなのにない」という状況は頻繁に起きます。そういうときに使える代替手段と、ホームセンターや通販での購入を選ぶべき状況を整理します。


🔍 まず試すこと:ダイソー公式サイトで在庫確認


ダイソーの公式オンラインストア(daisonet.com)では、商品情報を確認した上で近隣の在庫状況を調べることができます。事前に確認してから訪問することで、無駄足を大幅に減らせます。


🏪 ホームセンターはほぼ確実にある


カインズ・コメリ・コーナン・DCMなど、全国の主要ホームセンターではシリコンスプレーが確実に入手できます。「DIY用品コーナー」または「自動車用品コーナー」に置かれていることが多く、複数のメーカー・容量から選べます。急いでいる場合や大容量が必要な場合はホームセンターが確実です。


📦 通販(Amazon・楽天)も選択肢に


Amazon・楽天であれば多数のメーカー品が揃っています。呉工業(KURE)のシリコンスプレー420mLが700〜800円前後で購入でき、容量あたりの単価はダイソーとほぼ同等です。翌日配送に対応している商品も多く、急ぎでなければ通販で品質の高いメーカー品を選ぶのも合理的な判断です。


🔧 車用途ならカー用品店も有力な選択肢


オートバックスやイエローハットなどのカー用品専門店では、車への使用を前提とした製品が揃っています。店員に用途を伝えれば、車の樹脂パーツ向けか金属部品向けかを考慮した商品を選んでもらえる点がメリットです。


🧪 代替品は用途次第で検討を


どうしても入手できない場合の応急処置として、鉛筆の芯(黒鉛)がファスナーや引き出しの潤滑に使えることがあります。ただし、これはあくまで一時的な処置です。車のパーツへの使用には適さないため、シリコンスプレーの正規品を入手してから本格的なメンテナンスを行うようにしてください。




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