

リンカーンの現行ノーチラス(第2世代)は、2023年4月に公開され、米国では2024年初めから販売開始とされます。
日本国内で正規カタログ価格が読み取りにくい一方、現行型の米国新車価格は「5万ドル台スタート」と紹介され、並行輸入するなら“1,000万円弱の予算を見ておくのが賢明”という見立てもあります。
この「1,000万円弱」は車両本体の価格というより、“輸入後に日本で乗り出すための総額感”として理解するのが安全です。
整備士目線で注意したいのは、見積書の「車両価格」欄が安く見えても、実際には次の費目で差が付きやすい点です。
さらにノーチラスは「未来のクルマ的装備が充実」と評されることがあり、装備が増えるほど故障モードが多様化し、結果として維持費の分散が大きくなります。
参考)リンカーンの北米ラインアップを見てたら高級セダンで名を馳せた…
購入検討段階で「車両本体の値ごろ感」より先に、「診断と部品調達の導線」を押さえると、後から困りにくいです。
参考:現行ノーチラスの“並行輸入だと1000万円弱目線”など価格感の背景
https://dig-it.media/lightning/article/826606/
ナビゲーターはフルサイズ級のラグジュアリーSUVで、国内サイトのカタログ情報では「新車価格 1,019万円~1,294万円」というレンジが掲載されています。
米国側の情報としては、2025年モデルで「Starting at $99,995 MSRP」とするディーラー系の解説も見られ、少なくとも“ほぼ6桁ドル帯”からのスタート感が読み取れます。
つまり、ナビゲーターの新型価格は「車格どおり高額で、オプションでさらに上がる」タイプの典型です。
整備の現場で価格に直結しやすいポイントは、巨大ボディ×豪華装備の組み合わせが、次のコストを招きやすい点です。
また、年式が新しいナビゲーターのような車両は、オーナーが期待する“静粛性”と“快適性”のハードルが高く、「異音・振動」でも高難度の原因特定を求められます。
価格の割にトラブルが多いという意味ではなく、むしろ「些細な違和感でもクレームになりやすい車格」なので、納車前点検や試運転の質が価値になります。
アビエーターは3列ミッドサイズの立ち位置で、2025年モデルの価格として「Premiere $67,685 / Reserve $73,015 / Black Label $87,320」というMSRP提示がある例があります。
別ソースでは2025年アビエーターのMSRPとして「Premiere: $59,295 / Reserve: $66,520」という掲載もあり、同じ年式でも情報源や前提(装備・地域・更新時期)で数字が動くことが分かります。
この“ズレ”が示すのは、検索上の価格を鵜呑みにするより、実車のVIN/装備表を起点に見積を取るべきということです。
現場で役立つ確認順は、価格トラブルを避ける意味でも次の通りです。
なお、メーカーのオファー/インセンティブ情報ページが用意されていることもあり、条件次第で実勢は動きます。
検索キーワードが「リンカーンsuv 新型 価格」でも、実務的には“車両価格”ではなく“乗り出しと維持の総額”で判断するのが失敗しにくいです。
ノーチラスについて「米国で5万ドル台スタート」でも「並行輸入だと1000万円弱目線」という説明があるように、価格差は“諸費用”が作ります。
同様にナビゲーターも、国内カタログで1,019万~1,294万円とされるレンジがあるため、車両価格だけでなく、グレードや状態、流通経路で総額が変わる前提で見る必要があります。
ここで重要なのは、見積書の数字を「情報の粒度」で分解して、比較できる形にすることです。
自動車整備士がユーザーや営業と話す際、金額の“納得感”が出る説明テンプレは次の通りです。
そして意外に見落とされがちなのが「情報アクセスの価格」です。
最新世代はディスプレイや運転支援の比重が上がり、単なる機械故障より“通信・ソフト・センサーの組み合わせ”で症状が出るため、整備工場側の対応力が、そのまま維持費のブレ幅になります。
購入者にとっての“新型価格”は、車両代だけでなく「困ったときに直せる場所があるか」まで含めた金額として説明すると、後のクレームが減ります。
新型ノーチラスは“未来のクルマ的装備が充実した”と紹介されることがあり、車両の価値がメカからHMI(画面・操作系)へ大きく寄っています。
またナビゲーターの2025年モデルでは「48-inch display」をキー特徴として挙げる情報もあり、ラグジュアリーSUVの“顔”がディスプレイであることが分かります。
つまり、リンカーンSUV新型の価格は、豪華内装やパワートレインだけでなく、「表示系・操作系の完成度」へ支払う割合が増えています。
整備士向けに、ここは少し踏み込んでおきたい論点です。ディスプレイやHMIは壊れ方が“派手”になりやすく、しかも原因が多岐にわたります。
この領域は「部品交換で終わり」ではなく、症状再現・ログ確認・関連ECUの状態確認が必要になり、工数が読みにくいです。
結果として、ユーザーが検索する“新型価格”より、納車後に効いてくるのは「診断の時間単価×解決までの試行回数」になりがちです。
参考:ナビゲーター2025の48インチディスプレイ等の特徴(装備が整備難度に影響する根拠)
https://www.joerizzalincolnoforlandpark.com/lincoln-navigator-model-review-orland-park-il.html

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