フィアット価格と維持費から新車中古車の選び方

フィアット価格と維持費から新車中古車の選び方

フィアット価格と購入ガイド

この記事のポイント
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新車価格帯

フィアット600ハイブリッドは365万円から、500シリーズは259万円から展開。2025年最新モデルの価格情報を網羅

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年間維持費

自動車税、車検費用、燃料代を含めて年間約10万円以上。排気量別の詳細な維持費内訳を解説

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リセールバリュー

3年落ちで約50〜75%の残価率。外車の中では比較的高いリセール価値を維持

フィアット新車価格の最新情報と価格帯


キンスマート フィアット 500 シルバー 1/28 ミニカー KT5345

 

フィアットの2025年最新モデルでは、600ハイブリッドが365万円からスタートし、特別仕様車のハイブリッド ラ プリマが419万円で展開されています。人気の500シリーズは、1.2 CULT(カルト)が259万円、1.2 DOLCEVITA(ドルチェヴィータ)が309万円という価格設定で、エントリーモデルとして手頃な価格帯を実現しています。2025年5月にはStellantisジャパンが主要モデルの価格改定を実施し、600e ラ プリマは585万円から555万円へと30万円の値下げが行われました。
参考)https://kakaku.com/item/K0001692161/catalog/

フィアット500Xは412万円から435万円、ドブロは394万円から424万円の価格帯で販売されており、用途に応じて幅広い選択肢が用意されています。これらの価格はメーカー希望小売価格であり、実際の販売価格はフィアット正規ディーラーが独自に設定しているため、店舗によって多少の違いがあります。
参考)NEW 600 Hybrid デビュー|FIAT

フィアットの新車価格は、イタリアンデザインと実用性を兼ね備えたコンパクトカーとして、競合する輸入車と比較して競争力のある価格設定となっています。特に500シリーズは、おしゃれなデザインと親しみやすいサイズ感で日本の交通事情にも適しており、初めて輸入車を購入する方にも人気があります。
参考)フィアットは新車と中古車のどちらが良いの?価格の違いや購入時…

フィアット中古車の価格相場と年式別傾向

フィアット500の中古車価格は、2013年以降のモデルが多く流通しており、比較的新しい年式が中心となっています。ネクステージの取り扱い実績では、68万9,000円から175万9,000円とお手頃な価格帯で購入可能です。年式別の買取相場を見ると、2022年式(3年落ち)が82.0万円から235.0万円、2020年式(5年落ち)が25.0万円から155.0万円となっており、年式によって価格差が大きくなっています。
参考)フィアットフィアット 500の買取相場・査定実績一覧|車買取…

中古車市場では、新車と比較して100万円以上安く購入できるケースが多く、新車価格200万円から250万円のモデルが約100万円から150万円の価格帯で流通しています。特にモデルチェンジ直後は旧モデルの価格が下がる傾向にあり、4月から5月の時期には値下げされる可能性もあります。
参考)フィアットの維持費や実燃費はどれくらい?中古購入のポイントも…

グレード別では、ツインエアエンジン搭載モデルが市場に多く、ホワイト系のカラーが人気です。中古車の買取価格相場は3.0万円から180.0万円と幅広く、走行距離や車両状態によって大きく変動します。購入を検討する際は、信頼できる販売店で車両の状態を細かくチェックすることが重要です。​

フィアット維持費の内訳と年間コスト

フィアット500の年間維持費は、固定費だけで約4万円から9万円が必要となります。具体的な内訳として、自動車税は排気量1リットル以下で25,000円、1リットル超から1.5リットル以下で30,500円です。重量税は年間12,300円、自賠責保険料が10,775円、車検費用(仮)が35,000円程度となっており、これらに加えて任意保険料、ガソリン代、駐車場代などを考慮すると年間10万円以上は必要になると考えられます。
参考)フィアット500の維持費内訳8つ|イタリアンデザインカーの維…

フィアット500の自動車税は、乗用車の中では最安クラスの年間29,500円に設定されており、維持費を抑えたい方には魅力的なポイントです。燃費性能では、ツインエアエンジン搭載モデルが24km/ℓから26.6km/ℓという超低燃費を実現しており、日常的な燃料費を抑えることができます。
参考)フィアットの維持費ってどれくらい?|フィアット/アバルト静岡…

メンテナンス費用として注意すべき点は、タイミングベルトの交換サイクルが4年または4万kmと国産車の半分以下であること、ブレーキパッドやディスクローターの摩耗が国産車より早いことなどが挙げられます。これらの消耗品に対する交換サイクルが短いため、欧州車特有のメンテナンス思想を理解しておく必要があります。定期的な整備を行うことで長く安心して乗り続けることができます。
参考)FIAT500(チンクエチェント) 中古車購入時の注意点 -…

フィアットグレード選びのポイントと特徴比較

フィアット500シリーズのグレード選びでは、エントリーモデルの「500 1.2ポップ」と、ツインエアエンジンを搭載した「500ツインエアポップ」が基本となります。500ツインエアポップは875cc 2気筒という小排気量ながら、1.2ポップを上回る出力と24km/ℓの超低燃費を実現しており、241万円という価格でコストパフォーマンスに優れています。走りと低燃費のバランスを重視する方におすすめのグレードです。
参考)フィアットのグレードごとの違いとは。特徴や選び方のポイントを…

上級グレードの「500 TwinAir Lounge」は276万円で、メッキパーツや15インチアルミホイール、オートエアコン、TFT液晶メーター、Beats Audioプレミアムサウンドシステムなどを標準装備しています。さらにリアパーキングセンサーも装備されており、快適性を重視する方に適したグレードとなっています。​
オープントップモデルの500Cシリーズでは、「500C 1.2ポップ」が266万円、最上級グレードの「500C TwinAir Lounge」が295万円で展開されています。500Cには電動のソフトトップが搭載され、アイボリーとレッドの2色から選択可能で、オープンエアドライブの爽快感を楽しめます。エントリーグレードとの価格差は95万円と大きいため、予算と求める装備内容のバランスを考慮してグレードを選ぶことが重要です。​

フィアットリセールバリューと資産価値の実態

フィアットのリセールバリューは、外車の中では比較的高い水準を維持しています。フィアット500の5年落ちでの残価率は約40〜50%程度となっており、3年落ちでは50〜75%の資産価値が残ります。具体的な例として、2022年式の1.2カルトは新車価格236万円に対して買取相場179万円(残価率75.8%)、2021年式では新車価格200万円に対して買取相場142万円(残価率71.0%)という実績があります。
参考)フィアットのリセールバリューは高いのか?5年落ちの残価率を車…

車種別のリセールバリューランキングでは、フィアット500Xが53.62%で1位、ドブロが52.43%で2位となっており、コンパクトSUVや商用バンタイプのモデルが高いリセール価値を保っています。一方で、500シリーズの年式が古いモデル(10年落ち以上)では買取価格が大きく下落し、5万円以下になるケースも見られます。
参考)フィアットのリセールバリューランキング・残価率一覧

リセールバリューを維持するためには、定期的なメンテナンスと車両状態の管理が重要です。フィアットの独特なデザインとヨーロッパブランドとしてのステータスが中古車市場での需要を支えており、特に人気カラーのホワイト系や人気グレードのツインエアモデルは比較的高い買取価格が期待できます。残価設定ローン(インテリジェントローン)を活用すれば、3年後の残価分を次の車購入資金に充てることも可能です。
参考)『教えて下さい!!悩んでいます(。-_-。)』 フィアット …

フィアット購入時の注意点とお得な買い方

フィアット中古車を購入する際は、いくつかの重要な確認ポイントがあります。まずタイミングベルトの交換歴をチェックすることが必須で、1.2Lと1.4Lモデルでは4年または4万kmでの交換が推奨されています。エアコンのコンプレッサーも故障が多い部品のため、試乗時に異音がないか、冷暖房が正常に作動するかを確認しましょう。
参考)走行距離が増えたフィアット500の中古車は故障リスクが高くな…

デュアロジック(AMT)搭載モデルは走行距離だけでは判断できないトラブルが多岐にわたるため、実際に走らせて変速ショックや異音がないかを確認する必要があります。その他、サーモスタットの漏れや特性ずれ、ブレーキ後輪(ドラムブレーキ車)の漏れなども定期交換が必要な部品です。​
購入時にはスペアキーとコードカードの有無も重要なチェックポイントです。スペアキーの作成は高額になることが多く、コードカードはコンピューター故障時やスペアキー作成に必要となります。中古車購入では専門店や保証がしっかりしている販売店を選ぶことで、購入後のトラブルを避けることができます。​
新車購入では、残価設定ローン(インテリジェントローン)を活用することで、月々の支払いを抑えながら3年後の乗り換えがスムーズになります。また、2025年5月の価格改定では複数モデルで値下げが実施されており、タイミングを見計らうことでお得に購入できる可能性があります。正規ディーラーでは5年保証フルサービスに加入することで、予期せぬ修理費用のリスクを軽減できます。
参考)Stellantisジャパンの主要モデル価格改定 より求めや…

 

 


キンスマート フィアット 500 ホワイト 1/28 ミニカー KT5345