ディグニティ プラウディア 違い|ホイールベース エンジン 装備 選び方

ディグニティ プラウディア 違い|ホイールベース エンジン 装備 選び方

ディグニティ プラウディア 違い

記事のポイント
🚗
ボディサイズの違い

ディグニティは全長5mオーバー、ホイールベース3mのリムジン仕様。プラウディアより285mm長い設計です

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エンジン構成の違い

ディグニティはハイブリッド専用、プラウディアは2.5Lと3.7Lのガソリンエンジンを設定しています

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価格帯の違い

ディグニティは840万円の単一グレード、プラウディアは402万円から555万円の幅広い設定です

ディグニティ プラウディア ホイールベース 全長


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ディグニティとプラウディアの最も大きな違いは、ボディサイズとホイールベースです。ディグニティは全長5095mm~5335mm、ホイールベース3080mmという国産最大級のサイズを誇ります。これに対してプラウディアは全長4945mm~5050mm、ホイールベース2830mmとなっており、ディグニティはプラウディアの全長を約285mm延長したリムジン仕様として設計されています。
参考)https://221616.com/hikaku/mitsubishi/proudia/vs_mitsubishi_dignity/

初代モデルでは、ディグニティのホイールベースを250mm延長することで、後席空間を大幅に拡大しました。この設計により、ディグニティは「国産車唯一の本格リムジン」と謳われ、要人向けの公用車として注目を集めました。実際に秋篠宮家の公用車として採用された実績があり、その格式の高さが証明されています。
参考)【オンリーワンを探せ】初代ディグニティは総生産台数59台とい…

室内寸法においても差は明確で、ディグニティの室内長は2240mm~2320mmに達するのに対し、プラウディアは2070mm~2090mmとなっています。この約150mmの差が後席の快適性に大きく影響し、ショーファードリブン(運転手付き)での使用を前提とした設計になっています。
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ディグニティ プラウディア エンジン性能 燃費

エンジン構成は両車の明確な違いのひとつです。2代目ディグニティ(2012年~)は、3.5LのV6エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを専用搭載しています。最高出力306ps/6800rpm、最大トルク35.7kg・m/5000rpmを発生し、JC08モード燃費は16.6km/Lという優れた環境性能を実現しました。
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一方、プラウディアはガソリンエンジンのみのラインアップで、2.5L V6エンジン(225馬力/26.3kg・m)と3.7L V6エンジン(333馬力/37.0kg・m)の2種類から選択できます。2.5Lモデルは経済性を重視したベースグレードとして、3.7Lモデルは力強い走りを求めるユーザー向けに設定されています。ただし、燃費性能ではディグニティのハイブリッドシステムに及ばず、プラウディアの燃費は8.9~11.2km/Lとなっています。
参考)https://www.goo-net.com/compare/car1-10401024/car2-10401025/

初代モデルでは、両車ともGDI(筒内直噴)エンジンを採用しており、プラウディアには3.5L V6と4.5L V8が、ディグニティには4.5L V8のみが搭載されていました。当時の横置き4.5L V8エンジンは国産最大級として話題を集めました。
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ディグニティ プラウディア 装備 グレード

装備面での違いも重要なポイントです。ディグニティは単一グレード「VIP」のみの展開で、フラッグシップセダンにふさわしい最高級装備が標準装備されています。3mを超えるロングホイールベースにより、クラストップレベルの後席空間を確保し、電動パワーステアリングや回生ブレーキシステムなどの先進技術を搭載しています。
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プラウディアは「250」「250 VIP」「370 VIP」「370 4WD」の4グレード構成となっており、用途や予算に応じて選択が可能です。ベースグレードの「250」は合成皮革&ジャカードシートを採用し、価格を抑えた設定になっています。上位グレードの「250 VIP」と「370 VIP」では本革シート、先進安全運転支援装置、ECOペダルなどが追加され、最上位の「370 VIP」にはセミアニリン本革シート、電動サンシェード、アームレスト内蔵リモコンなど、さらなる高級装備が施されています。
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乗車定員については、ディグニティは5名または4名設定があり、後席の快適性を最優先したリムジン仕様を選択できます。プラウディアは全グレード5名乗車で統一されています。​

ディグニティ プラウディア 価格 中古車相場

価格設定は両車の性格の違いを明確に表しています。2代目ディグニティの新車価格は840万円~999万円の単一グレード設定で、フラッグシップセダンとしての高額な価格帯です。中古車相場は98万円~433万円となっており、稀少性の高さから比較的高値で取引されています。​
プラウディアは新車時価格が402.2万円~640万円と幅広い価格帯を設定しており、エントリーグレードの「250」は402万2000円からという手の届きやすい価格になっています。中古車相場は29.9万円~235万円で、より手頃な価格で高級セダンを楽しめる選択肢となっています。3.7L搭載の最上級グレード「370 VIP」でも555万3000円という価格設定でした。​
初代モデルでは、プラウディアが460万円~640万円、ディグニティが999万円という価格設定でした。しかし初代ディグニティは総生産台数わずか59台という超希少車両のため、中古車市場での流通はほとんど見られません。プラウディアも約1年1カ月という短命モデルで、生産台数は1228台程度にとどまりました。
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ディグニティ プラウディア 維持費 選び方

維持費の面でも両車には違いがあります。ディグニティはハイブリッドシステムにより燃費が16.6km/Lと優れているため、年間維持費は約31万円と試算されています。ハイオクガソリン使用ですが、1000km走行あたりのガソリン代は約11,205円で、燃料タンク70Lで航続距離1162kmを確保できます。
参考)ディグニティの燃費・年式型式別|中古車のガリバー

プラウディアは3500ccクラスの平均的な維持費と比較してやや高めで、年間維持費は約46万円です。ただし、2.5Lエンジン搭載モデルを選択すれば、より経済的な運用が可能になります。4WD仕様の「370 4WD」は豪雪地帯での使用に適していますが、維持費はさらに上昇する傾向があります。
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選び方のポイントとして、ショーファードリブンや後席の快適性を最優先する場合はディグニティが最適です。一方、自分で運転を楽しみながら高級セダンの雰囲気を味わいたい方や、予算を抑えたい方にはプラウディアが適しています。プラウディアの豊富なグレード展開は、用途に応じた細かな選択を可能にしています。
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中古車購入を検討する場合、ディグニティは流通台数が非常に少ないため、見つけたらすぐに状態をチェックすることをおすすめします。プラウディアは比較的流通量が多く、特に2代目モデル(2012年~2016年)は日産フーガのOEM車として品質面でも安心できる選択肢となっています。
参考)プラウディア型式:DBA-BKY51(三菱)のクルマカタログ…

 

 


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