
中古車の狙い目として最も重要な要素は年式と走行距離のバランスです。5年~8年落ちの車両は複数の値下がりポイントを経ており、中古車価格の面でメリットが多い傾向にあります。
具体的な狙い目の条件。
走行距離7万km以下であれば、整備状況によってはまだまだ長く乗れるため、お得な買い物になる可能性があります。ただし年間の走行距離が1万kmを超えるようだと「過走行」となる恐れもあるため、車の年式と併せた判断が必要です。
10年前の年式だと故障や維持費の面でリスクがあるので、価格が安くても避けるほうが無難でしょう。
ボディタイプによって中古車市場での狙い目度が大きく異なります。現在の市場動向を踏まえた狙い目車種を紹介します。
セダンが最も狙い目のボディタイプ
SUVやミニバンの人気が高まっている近年では、セダンの需要は低下傾向にあります。そのため、中古市場ではセダンの車種が比較的手頃な価格で購入できることが多いです。
具体的な狙い目車種:
ミニバンの狙い目:
三菱デリカD5は特に注目すべき車種で、2007年〜2014年モデルが約150万円〜250万円、2015年〜2018年モデルが約200万円〜350万円で購入できます。
中古車を最もお得に購入できるタイミングには明確な法則があります。これらのタイミングを狙うことで、同じ車種でも大幅に安く購入することが可能です。
最適な購入タイミング:
価格変動の要因:
中古車の価格は走行距離や年式、色などの「クルマの状態」以外にも、そのクルマの人気によって価格が大きく変動します。また、ある条件に合致するタイミングだと、思わぬ安値で買えることもあります。
同じカテゴリーで装備内容も大きく変わらないのに、10万円以上の価格差がある中古車が見つかることも珍しくありません。
予算に応じて狙うべき車種と戦略が大きく異なります。ここでは予算別の具体的な攻略法を解説します。
50万円予算での狙い目:
100万円予算での狙い目:
150万円予算での狙い目:
価格を抑えるコツ:
中古車市場に多くある車種は価格競争が激しく、安く手に入れやすいです。かつての人気車種ということで、購入後の満足度も高くなるでしょう。
一般的な年式・走行距離の確認だけでは見落としがちな、本当にお得な中古車を見つけるための独自視点をお伝えします。
修復歴以外の重要チェック項目:
意外な狙い目車両の特徴:
エンジン以外の重要部品チェック:
走行距離が長い車は使用感や部品の消耗が激しいため価格が安くなりますが、走行距離に合わせてしっかりメンテナンスされていれば、安全に走行することが可能です。
特に以下の部品の状態確認が重要。
購入前には可能な限り試乗を行い、異音や振動がないか確認することをおすすめします。これらのポイントを押さえることで、表面的な安さに騙されることなく、真にお得な中古車を見つけることができます。