

b7 アルピナで「段差でコトコト」「低速でゴトゴト」などの異音が出たとき、足回りは最優先の当たり所で、実例としてフロント/リア両方のコントロールアーム劣化が確認され、ブーツ裂けとボールジョイントのガタが異音原因になったケースが報告されています。
この系統の難しさは、マルチリンク化でアーム点数が多く、劣化の出方が片側・前後でバラけることです(「片側だけ交換→すぐ反対側が鳴く」になりやすい)。
現場の進め方としては、問診で「ブレーキ踏む/踏まない」「操舵角で変化する」「荷重移動で増える」を切り分け、リフトアップ後はブーツ状態・ガタ・タイヤ内減りをセットで見ます。交換後は試運転で再現条件を同じにして消失確認まで行う、という流れが王道です。
整備士メモ(見積り説明で揉めにくい言い方)
b7 アルピナの「エンジン警告灯」は原因が広く、闇雲に部品交換すると泥沼化しやすいので、BMW系はDMEのステータス確認を含めた診断が重要です。
実例では、警告灯点灯のタイミングで高圧の燃圧が下がる挙動が見られ、左右にあるうちの片方のセンサーが悪さをしていた、という切り分けがされています。
このケースは「最初は調子が良いが、あるタイミングで不調→警告灯」という再現性の取り方がポイントで、入庫時点で“瞬間的な燃圧低下”を捕まえられるかが勝負になります。
点検・修理の組み立て(作業段取りの例)
b7 アルピナの車検整備では、灯火などの基本点検に加えて、エンジンルームのオイル漏れ・水漏れ、下回り点検へ進める流れが現実的です。
下回りではロアアームブッシュの亀裂が見つかり見積り対象になった例があり、足回りは「車検に通す」だけでなく「次の1年で不満が出ない」基準で判断すると説明が通りやすいです。
また、ボンネットが開かない原因がボンネットケーブル故障だった事例もあり、点検以前にアクセスを確保できないトラブルが起きうる点は、受付時に共有しておくと工数説明がスムーズです。
車検見積りの作り方(整備士向けの実務寄り)
検索上位だと機械系(足回り・油脂類)が中心になりがちですが、現場で時間を奪うのは「症状が電装っぽいのに、原因が複合」のパターンです。たとえばBMW系では、ナビ画面が映らない・起動したりしなかったりする、といったiDrive(CCC)系の不調が語られており、黒画面を繰り返すなどの症状が出ることがあります。
この手の案件は、ユーザーが「ナビが壊れた」と言って入庫する一方で、車両設定やオーディオ等も巻き込んで“車全体の使い勝手低下”として不満が増幅します(結果、修理の優先順位が上がりやすい)。
独自視点としては、b7 アルピナのような高級車は「走行性能」よりも「快適装備が効かないストレス」がクレーム化しやすいので、機械整備と同じテンションで“電装の再現条件(温度依存・キーOFF後の挙動など)”を問診で拾うと、無駄な部品交換を減らせます。
現場でのチェック観点(深掘り)
参考:足回り異音の実例(ブーツ裂け・ガタの写真と作業の流れ)
https://www.goo-net.com/pit/shop/0401328/blog/152845
参考:車検整備の流れ(ボンネットケーブル不良、DMEで燃圧低下を捕まえて燃圧センサー交換まで)
https://www.bmw-seibi.jp/inspection/bmw-e66-7series-inspection/