

後付けシートヒーターを選ぶ前に、これだけは知っておいてください。内蔵タイプをオートバックスで後付けしようとすると、工賃込みで5万円以上の出費になることがあります。
後付けシートヒーターには、大きく分けて「シートカバータイプ」と「内蔵タイプ(シート内部取り付け)」の2種類があります。どちらが自分に合っているかを知ることが、後悔しない選び方の第一歩です。
シートカバータイプは、ヒーターが内蔵されたカバーをシートの上からかぶせて固定するだけで取り付けが完了します。工具不要で自分でも設置でき、電源はシガーソケットやUSBポートから取るのが一般的です。費用の目安は1席あたり数千円から1万円程度と非常にリーズナブルです。手軽さが最大のメリットと言えます。
内蔵タイプは、シートのカバーを外してヒーターパネルを内部に直接貼り付ける方法です。見た目が純正のシートヒーターに近く、シートの質感を損なわないという点で人気があります。ただし、シートの分解が必要なため作業難易度が上がります。オートバックスで内蔵タイプを後付けしてもらう場合、工賃と部品代を合わせると5万円前後が目安とされています。
これが条件です。「見た目にこだわらない・とにかく手軽に温まりたい」ならカバータイプ、「純正に近い仕上がりを求める」なら内蔵タイプを選ぶのが基本的な判断の軸になります。なお、内蔵タイプはシートの形状によって取り付けできない車種もあるため、購入前に必ず適合確認が必要です。
| 種類 | 費用目安 | 取り付け難易度 | 見た目 |
|---|---|---|---|
| カバータイプ | 数千円〜1万円程度 | 簡単(DIY可) | カバーが見える |
| 内蔵タイプ | 部品+工賃で5万円前後 | 難しい(プロ推奨) | 純正に近い仕上がり |
参考:シートヒーター後付けの種類と費用について詳しく解説されたページです。カバータイプ・内蔵タイプそれぞれの特徴が整理されています。
シートヒーターはいらないorいる?効果と相場費用、後付けの選択肢|norico(ノリコ)
オートバックスでは、後付けシートヒーターをいくつかのタイプで取り扱っています。特に有名なのが、国内シートカバーブランド「Clazzio(クラッツィオ)」との共同展開商品です。
オートバックス公式通販サイトで取り扱われている「Clazzio コードレスリモコン 2席用 シートヒーター」は、シートカバーの裏面に貼り付けるタイプで、DIYで取り付けられる設計です。2席分(運転席・助手席)の背面・座面を温められ、コードレスリモコンで左右それぞれの温度を個別にコントロールできます。電源は12Vのシガーソケットから取り、最大消費電力は72W、タイマーも60分設定可能です。
一方でポータブルタイプの「Clazzio ヒータークッション」は、税込約5,478円(公式通販価格)と手ごろで、シートの背もたれと座面の間に差し込むだけで完了する手軽さが特徴です。これは使えそうです。
オートバックスでの取り付けサービスについては、カバータイプは基本的に工賃無料で対応している店舗が多い一方、内蔵タイプの専門的な取り付けは店舗によって対応可否が異なります。内蔵タイプの後付けを希望する場合は、事前に最寄りのオートバックスへ問い合わせることをおすすめします。価格帯・工賃については店舗ごとに差があるため、複数店舗で見積もりを比較するのが賢明です。
参考:オートバックス公式通販のClazzioシートヒーター商品ページです。スペックや価格の最新情報を確認できます。
Clazzio コードレスリモコン 2席用 シートヒーター|オートバックス公式通販
後付けシートヒーターを選ぶ際に、意外と見落としがちなポイントが「給電方式」です。給電方式が原則です。主に「シガーソケット(12V)」と「USB」の2種類があり、それぞれ適した使い方があります。
シガーソケット(12V)接続タイプは、ほとんどの乗用車に標準搭載されており、電源を差し込むだけで使えます。加熱能力が高く、35W〜45W程度の出力のものが多いため、シートを素早く温める急速加熱に向いています。一般的な乗用車は12V規格ですが、バスやトラックなどの大型車は24V規格となるため、購入時には規格の確認が必須です。
USBタイプは出力が低い(多くは5V/2A程度)ため、温まる速度はシガーソケット接続型に比べて遅い傾向があります。ただし、最近の車にはUSBポートが複数装備されているケースも多く、運転席・助手席・後部座席とそれぞれ給電しやすい点はメリットです。
バッテリーへの負担については心配される方も多いですが、シートヒーター1席あたりの消費電力は平均的なカーエアコン(約200〜400W)と比べると非常に少なく、1席50W程度が目安です。つまり、エアコン暖房に比べてシートヒーターは省エネということです。ただし、複数席を同時使用したり長時間続ける場合は、バッテリーの状態を定期的に確認する意識が必要です。
シガーソケットが1つしかない場合、2席同時に使いたい状況が生じることがあります。そんな時は、シガーソケットを分岐できる「電源分配器」を事前に用意しておくと、配線が一本で済んでスッキリします。オートバックスでも数百円台から販売されています。
シートヒーターを後付けする際に知っておきたい注意点が2つあります。知らないと思わぬ出費や健康被害につながりかねません。
1つ目は「低温やけど」のリスクです。シートヒーターは表面温度が40〜60℃程度に設定されており、一見すると熱くないように感じます。しかし、同じ部位を長時間温め続けることで、皮膚の深部にダメージが及ぶ低温やけどが起きる可能性があります。特に、糖尿病など感覚障害のある方や、乳幼児・高齢者が使用する場合は要注意です。痛いですね。
対策として有効なのが「自動オフ(タイマー機能)付き」の商品を選ぶことです。一定時間が経過すると自動で電源が切れる仕組みのため、シートを温めた後はオフにする、または低温設定で使用するという習慣が大切です。オートバックスで販売されているClazzioのコードレスリモコンタイプにも、60分タイマー機能が搭載されています。
2つ目は「シートヒーターさえあればエアコン不要」という誤解です。シートヒーターは体の「接触部分」を温めるものであり、窓の曇り(デフロスター)対応や車内全体の温度管理はできません。冬の朝はまずエアコンでフロントガラスの曇りを取り除き、その後シートヒーターで体を素早く温める、という組み合わせが実用的な使い方です。これが両者の正しい役割分担です。
また、シートカバータイプの後付けシートヒーターを使う場合、その上にさらに厚手のシートカバーや毛布をかけた状態で使うと過熱するリスクがあります。メーカー(日産・マツダ等)の純正シートヒーター取扱説明書でも「保温性の高いものをかけた状態での使用は禁止」と明記されています。低温やけどと過熱事故を防ぐためにも、使い方のルールを守ることが安全の基本です。
参考:損保ジャパン(そんぽ)が解説するシートヒーターのメリット・デメリットと注意事項のページです。
車にシートヒーターは必要?人気の理由やメリット・デメリットを解説|そんぽで学ぼう!
オートバックスはアクセスの良さと安心感が魅力ですが、特に内蔵タイプの後付けを検討している場合は、専門店との比較も重要です。知っておくと得する情報です。
シートヒーターの後付け専門店では、車種に合わせたオーダーメイドに近い取り付けが可能な場合があります。例えば大阪・兵庫の専門店「ガレージウェスト」では、シートヒーター(パーツのみ)は2脚分セットで13,800円〜と、汎用品と比較しても割安な価格帯から設定されています。内蔵タイプの取り付け工賃は車種によって異なりますが、概して専門店の方がきめ細かな対応が期待できます。
一方、オートバックスの強みは「全国展開による安心感」と「商品を購入した当日に取り付け相談ができる利便性」です。カバータイプであれば工賃無料の店舗が多く、購入から装着まで1日で完結できます。また、Clazzioなどの有名ブランドを実物で確認してから購入できる点も大きなメリットと言えます。
費用と仕上がりの優先度に応じた選び方をまとめると次のようになります。
なお「ディーラーで純正シートヒーターを後付けしてもらう」という選択肢については、多くのメーカーで純正シートヒーターはメーカーオプション扱いとなっており、納車後の後付けができないケースがほとんどです。トヨタ・ホンダ・日産など主要メーカーともに、後付けの問い合わせをすると「非対応」と案内されることが多いため、この点は注意が必要です。
参考:シートヒーターの後付け専門店の料金例を確認できるページです。内蔵タイプの工賃目安の参考になります。
後付けシートヒーターを検討する多くの方が、運転席・助手席への取り付けだけを考えています。しかし後部座席への後付けも、実は非常に効果的です。これは使えそうです。
後部座席は、エアコンの風が届きにくい構造になっている車が多く、特に後席中央付近はエアコンの吹き出し口から最も遠い位置になります。子どもや高齢者、冷え性の同乗者がいる場合、後席への後付けシートヒーターは非常に喜ばれる装備です。
後部座席向けの後付けシートヒーターとして最もポピュラーなのが「座面のみの敷き型タイプ」です。背面がないため価格がリーズナブルで、1枚あたり2,000〜5,000円程度から入手できます。後部座席の人数分を置くだけなので、取り付け作業も不要です。一枚あれば十分なケースも多いです。
電源の問題については少し工夫が必要です。後部座席用のシートヒーターをシガーソケットで動かす場合、フロントのシガーソケットから延長コードを引き回すか、後部座席専用のUSBポートを活用することになります。最近の国産車(特にミニバン・SUV)では後席用のUSBポートを装備している車種も増えているため、自分の車の装備を事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、後部座席シートヒーターはシガーソケット接続の場合、前席用と同じソケットを共有することになります。2席以上を同時に使うと合計電力がシガーソケットの許容範囲(一般的に最大150W以内)を超える場合があるため、使用する製品の消費電力の合計を事前に確認しておきましょう。後席も含めて合計電力を確認することが条件です。
参考:後部座席のシートヒーターについてを含む、後付けシートヒーター全般の情報が整理されたページです。
シートヒーターを後付けする価値はある?「いらない」派の意見も含め解説|carbase

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