追突事故点数通知いつ来る│罰金や行政処分流れ

追突事故点数通知いつ来る│罰金や行政処分流れ

追突事故点数通知いつ来る

📬 この記事でわかること
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通知が届く時期

追突事故後1~4週間程度で通知書が届きます。累積点数によって通知書の種類が異なります。

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違反点数と処分

人身事故の場合、最低でも4点の違反点数が加算され、累積点数に応じて免許停止や取消しの処分があります。

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罰金と刑事処分

人身事故では行政処分に加えて、刑事処分として罰金や刑罰が科される場合があります。

追突事故の点数通知はいつ届くのか


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追突事故を起こして違反点数が付いた場合、通知書が届くのは事故から1~4週間程度が一般的です。ただし、事故の処理状況や地域によっては、数週間から1か月、場合によっては3か月から6か月かかることもあります。人口が多く事故処理件数が多い地域では、通知が遅れる傾向にあります。
参考)追突事故で加算される違反点数は?通知が来るタイミングと処分の…

通知が届かない場合もありますが、それは累積点数が少なく、免許停止や免許取り消しまでに余裕がある場合です。累積点数が少ない段階では通知書は発行されないことがほとんどで、特に対応する必要はありません。
参考)追突事故の違反点数一覧|通知はいつ来る?罰金や処分の流れも解…

通知の遅れには様々な要因があります。警察による事故の調査や違反内容の精査、公安委員会での手続きに時間がかかる場合、通知が大幅に遅れることもあります。稀なケースでは1年以上経過してから通知が届くこともあるため、事故後しばらく経っても油断は禁物です。
参考)交通事故の違反点数通知はいつ来る?罰金や免停以外の処分も紹介

追突事故で届く通知書の種類と内容

追突事故による違反点数の通知書には、累積点数や処分の内容によって3つの種類があります。まず「累積点数通知書」は、累積点数が免許停止の基準に近づいている場合に、自動車安全運転センターから送られてきます。これは免許停止処分ではなく、次回の違反で免許停止になる可能性があるという注意喚起のための通知です。
参考)交通事故の違反点数の通知がくるタイミングと処分の流れを解説

次に「行政処分出頭通知書(呼出通知書)」は、累積点数が60日以下の免許停止処分に該当する場合に警察から送られます。この通知書には出頭する日時が記載されており、指定された日時に都道府県の免許センターなどへ出頭する必要があります。都合が悪い場合は、通知書に記載された連絡先に連絡すれば日程変更が可能です。
参考)交通事故の違反点数まとめ|何点を超えると免停になる?|交通事…

最後に「意見の聴取通知書」は、90日以上の免許停止処分または免許取り消し処分が予定される場合に交付されます。これは処分が比較的重い場合の通知で、意見の聴取という場で事情や意見を述べる機会が与えられます。意見の聴取では、公安委員会や警察が把握していない事情や反省の態度などを伝えることで、処分が軽減される可能性もあります。
参考)「意見の聴取通知書」が届いたらどうするべきか - 交通事故・…

追突事故の違反点数と免許停止の基準

追突事故で人身事故を起こした場合、基礎点数として「安全運転義務違反」の2点に、付加点数が加算されます。付加点数は被害者のけがの程度と、運転者の不注意の程度によって変わります。例えば、被害者が15日以上30日未満の治療を要するけがをした場合、専ら運転者の不注意だと6点、被害者にも過失があれば4点の付加点数が加算されます。
参考)どんな事故で何点?事故を起こしたときの点数と処分まとめ - …

最も軽い人身事故でも、基礎点数2点+付加点数2点の合計4点が加算されるのが最低ラインです。累積点数が6点に達すると免許停止処分の対象となり、15点に達すると免許取り消しとなるのが基本です。ただし、前歴がある場合はより少ない点数で処分対象となります。​
治療期間が3か月以上または後遺障害が残る事故の場合、専ら運転者の不注意だと13点、専ら以外でも9点の付加点数が加算されます。死亡事故の場合は専ら20点、専ら以外でも13点という非常に重い点数が科されます。このように、被害の程度が重いほど違反点数は増加し、一度の事故で免許停止や取り消しになる可能性も高まります。
参考)軽い事故・人身事故の違反点数はどのくらい?加算される違反点数…

追突事故の罰金と刑事処分の内容

追突事故で人身事故を起こすと、行政処分とは別に刑事処分が科される可能性があります。刑事処分の代表的な罰則は「罰金」「禁固」「懲役」です。罰金は強制的に金銭を取り立てられる刑罰で、人身事故の場合の相場は一般的に30万円~50万円程度となっています。ただし、被害者のけがの程度や加害者の不注意の度合いによって金額は異なります。
参考)【弁護士監修】人身事故の罰金と違反点数|刑事処分・行政処分・…

罰金の通知は、行政処分の通知よりも遅れて届くことが多く、事故から2~6か月後に裁判所から届くのが一般的です。これは、警察による実況見分や被害者の治療状況の確認など、刑事手続きに時間がかかるためです。行政処分の通知が届いても、刑事処分の通知はまだ来ていないという状況も珍しくありません。
参考)【交通事故】行政処分4点を受けた後、罰金通知はいつ届く?実務…

反則金と罰金は別物で、反則金は交通反則通告制度に基づく行政処分で、金額は3,000円~40,000円と決まっています。一方、罰金は違反点数が6点以上のときに科される刑事処分で、金額は裁判で決まります。人身事故の場合は原則として反則金の制度が適用されず、刑事処分の対象となるため、罰金や懲役刑が科される可能性があります。
参考)共人身事故で罰金なしはあり得る?|交通事故の罰金や処分につい…

追突事故の累積点数を確認する方法

自分の累積点数を確認したい場合は、自動車安全運転センターで「累積点数等証明書」を発行してもらう必要があります。この証明書は、過去3年以内の累積点数を確認できる公式な書類です。発行には手数料として670円(2025年5月現在、消費税非課税)が必要です。
参考)運転免許の点数の確認方法|持ち点の調べ方、点数のリセットも合…

累積点数等証明書は、免許センター、ゆうちょ銀行・郵便局、インターネット(スマホアプリ)の3つの窓口から申請できます。免許センターで申請する場合は、運転免許証と手数料670円を持参し、証明書申込用紙に必要事項を記入して提出します。郵便局やセンター事務所の受付で申し込んだ場合、証明書は後日郵送で届きます。​
違反点数が付いた原因を詳しく知りたい場合は、「運転記録証明書」も合わせて発行してもらうとよいでしょう。また、累積点数が4点から5点になったときには、申請していなくても自動車安全運転センターから「累積点数通知書」が自動的に送られてくることがあります。これは次回の違反で免許停止処分となる予告として送られる書類です。​

追突事故後の行政処分の流れと対応

追突事故後の行政処分は、警察による事故処理と手続きを経て決定されます。まず事故発生後、警察が事故の状況を記録し、事故の原因や責任の所在を調査します。次に警察が事実確認をもとに違反点数を検討し、違反行為に基づいて点数が計算され、運転者の過去の違反履歴と合わせて評価されます。
参考)交通事故の行政罰とは?刑事罰との違い・点数・罰金まで徹底解説…

軽微な事故の場合は1~2か月で処分が決定されるケースが多いですが、人身事故など複雑なケースでは半年以上かかることもあります。免許取り消しの場合は、公安委員会で意見徴収の場が設けられ、意見を述べることが可能です。この意見の聴取では、処分が適正であるかどうかを最終的に判断するために、処分される本人から事情や意見を聞きます。​
三井住友海上の記事では、追突事故の行政処分の詳しい流れと通知書の種類について解説されています
行政処分出頭通知書が届いた場合は、指定された日時に免許センターなどへ出頭し、免許停止処分を受ける必要があります。意見の聴取通知書が届いた場合は、意見の聴取に参加することで、公安委員会や警察が把握していない事情や個人の反省などを伝え、処分の軽減を求めることができます。意見の聴取を無視すると罰金や最悪の場合は逮捕といった処罰が科されることがあるため、必ず出頭することが重要です。
参考)行政処分出頭通知書 警視庁

累積点数を消すためには、1年間の無事故無違反を守ることが必要です。一定期間無違反・無事故であれば、累積点数がリセットされる仕組みになっています。​

📌 追突事故で通知が来ない場合の対処法

追突事故を起こしても通知書が届かない場合、累積点数が少なく免許停止や免許取り消しの基準に達していない可能性が高いです。累積点数が少ない段階では通知書は発行されないことがほとんどで、特に何か対応する必要はありません。ただし、通知が来ないからといって違反点数が付いていないわけではないため、注意が必要です。
参考)追突事故の違反点数および処分の流れを解説 - 交通事故弁護士…

通知が来ない状態で自分の累積点数を確認したい場合は、自動車安全運転センターで累積点数等証明書を発行してもらうことができます。この証明書を取得すれば、現在の累積点数を正確に把握でき、今後の違反によって免許停止になる可能性があるかどうかを判断できます。​
💡 通知が来なくても安心せず、定期的に自分の累積点数を確認する習慣を持つことが大切です。

 

また、物損事故として処理された場合は、刑事処分および行政処分の対象とならないため、通知が来ることはありません。しかし、事故後に被害者が病院を受診してけがが判明した場合、後から人身事故に切り替わることもあります。その場合は、後日通知が届く可能性があります。
参考)https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/special/accident-response/human-body-fine/

反則金が生じている場合は、累積点数通知書とは別に反則金の納付通知書が届くため、期日までに納付する必要があります。反則金を納付しないと、刑事処分に移行する可能性があるため、通知が届いたら速やかに対応しましょう。​

⚠️ 追突事故で免許停止を避けるための予防策

追突事故を起こさないための最も効果的な予防策は、適切な車間距離の保持です。前方車両が急ブレーキをかけても安全に停止できる距離を常に確保することが重要です。特に雨天時や凍結路面では、制動距離が通常の2~3倍になることを考慮し、より長い車間距離を取る必要があります。

 

運転中の注意力散漫も追突事故の大きな原因です。スマートフォンの操作、カーナビの注視、同乗者との会話など、前方から視線を外す行為は避けるべきです。前方車両のブレーキランプを常に確認し、交通状況の変化に素早く対応できる状態を維持しましょう。

 

弁護士法人ALGの記事では、追突事故の違反点数一覧と具体的な処分内容が詳しく解説されています
疲労や体調不良も判断力や反応速度を低下させます。長距離運転では定期的に休憩を取り、睡眠不足の状態での運転は避けるべきです。また、適度な速度での走行を心がけ、急な加減速を避けることも事故防止につながります。

 

すでに累積点数がある場合は、より一層の注意が必要です。免許停止の基準点数に近づいている場合は、累積点数通知書が届くため、それを契機に運転習慣を見直すことが大切です。1年間無事故無違反を続ければ累積点数がリセットされるため、慎重な運転を継続することが免許停止を避ける最善の方法です。
参考)累積点数通知書[るいせきてんすうつうちしょ]とは?

 

 


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