
ジーアフターの車買取で発生した具体的なトラブル事例を見ると、その「やばい」と言われる理由が明確になります。
約束の時間を守らないケース
対応の質が悪いケース
即決を迫る圧力
査定時に「いま即決できる価格を教えて下さい!」の一点張りで、他社との比較を阻止しようとする傾向があります。これにより、適正な買取相場を把握できないまま安く買い叩かれるリスクが高まります。
書類不備による入金遅延
店側の必要書類の不備で何度も連絡があり、入金まで時間がかかったケースも報告されています。車はすでに引き取られているため、「詐欺ではないか」と心配になる顧客も存在します。
ジーアフターの中古車販売においても、多くの問題が指摘されています。
商品知識の不足
説明不足による追加費用
通販では陸送料が無料または半額になるサービスがあるにも関わらず、遠方の顧客に対してその説明がなされず、契約後に陸送料半額の適用を求めても拒否されるケースがあります。
納車後の不具合対応
異常に高い諸費用の実態
代行料などの諸費用が通常の数倍に設定されており、車両価格を安く見せかけて検索で上位表示させ、実際の総額は他店と変わらないという巧妙な手法が使われています。某ディーラーに見積もりを見せたところ、その高額さに驚かれたという証言もあります。
ジーアフターのような問題のある業者を避けるために、安全な車買取業者を見分けるポイントをご紹介します。
信頼できる業者の特徴
避けるべき業者の危険信号
複数社での相見積もりの重要性
一社だけでの査定では適正価格が分からないため、最低でも3社以上での相見積もりを実施することが重要です。特に大手買取チェーンと地域密着型業者を組み合わせることで、より正確な相場を把握できます。
契約前の確認事項
万が一ジーアフターとの取引を検討する場合の自衛策をまとめました。
事前準備で身を守る
交渉時の注意点
契約後のトラブル対応
約束が守られない場合は、消費者センターや自動車販売業界の相談窓口に連絡することも検討しましょう。また、契約書に記載されていない追加費用を請求された場合は、支払いを拒否する権利があります。
金銭的なリスクを避ける方法
ジーアフターではローン金利が9.8%と高めに設定されているため、銀行や信用金庫の自動車ローンを利用することで、200万円5年ローンの場合約38万円もの利息を節約できます。
悪い評判が目立つジーアフターですが、実際の利用者の中には一定のメリットを感じている人も存在します。
価格面での競争力
スピード重視の取引
手続きの簡略化や審査の通りやすさから、急いで車を売却したい人には適している場合があります。ただし、この「スピード」が雑な対応につながるリスクも理解しておく必要があります。
高走行距離車の買取
他社では敬遠されがちな高走行距離車でも、ジーアフターでは比較的積極的に買取を行っており、走行距離10万キロ超の車でも値段がつくケースがあります。
交渉次第での改善可能性
一部の利用者からは「担当者が紳士的で親切丁寧だった」「査定金額も予想以上に頑張ってくれた」という良い評価も見られます。店舗や担当者によって対応の質に大きな差があることが分かります。
注意すべき隠れたコスト
メリットを享受する場合でも、有償保証(10~15万円)やコーティング(14~24万円)などの追加サービスを含めた総額で判断することが重要です。車両価格の安さに惑わされず、最終的な支払総額で他社と比較検討することをお勧めします。
ジーアフターを利用する際は、これらのメリットとリスクを十分に理解した上で、慎重な判断を行うことが大切です。特に車の売却においては、一度契約してしまうと取り消しが困難になるため、事前の情報収集と複数社での比較検討が不可欠と言えるでしょう。