インターナビ暗証番号4桁とは?設定や再発行の方法

インターナビ暗証番号4桁とは?設定や再発行の方法

インターナビ暗証番号4桁設定と管理

この記事でわかること
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暗証番号の基本情報

インターナビ利用に必要な4桁の暗証番号の役割と取得方法

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初回設定の手順

新車購入時やサービス加入時の暗証番号入力方法

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紛失時の再発行方法

暗証番号を忘れた場合やディーラーでの対処法

インターナビ暗証番号4桁とは何か

インターナビ暗証番号4桁とは、ホンダのインターナビ・リンク プレミアムクラブを利用する際に必要となるパスワードのことです。この暗証番号はナビゲーション本体でインターナビサービスに初めて接続する際に入力が求められ、Honda販売店での会員登録手続き後に発行される「登録完了のご案内」という書類に記載されています。会員IDとセットで管理する必要があり、インターナビの交通情報取得やプレミアムクラブのサービス利用に欠かせない重要な情報となっています。
参考)https://www.honda.co.jp/manual-access/navi/vxm-128vsxi/pdf/vxm-128vsxi-c-all.pdf

この4桁の暗証番号は、インターナビ情報センターから発行されるもので、大文字と小文字を区別して入力する必要はありませんが、数字4桁を正確に入力しなければなりません。暗証番号は盗難防止や不正利用防止の観点から設けられているセキュリティ機能の一部であり、第三者に知られないよう厳重に管理することが求められます。
参考)https://www.honda.co.jp/internavi/navi_manual/pdf/internavi_pcom.pdf

なお、この暗証番号は後述するセキュリティコードとは異なるものです。暗証番号はインターナビサービスへのログインに使用されるのに対し、セキュリティコードはナビ本体の盗難防止機能として機能します。混同しないよう注意が必要です。
参考)インターナビ暗証番号 忘れた・認証できない・ロック解除の対処…

インターナビ暗証番号4桁の初回設定手順

初めてインターナビを使用する際は、ナビゲーション画面から暗証番号の入力が必要になります。まずナビ画面で「internavi」のボタンをタッチすると、「internavi暗証番号入力を行ってください」というメッセージが表示されるので、「はい」を選択します。次に「internavi暗証番号入力」をタッチすると入力画面が表示されます。
参考)https://www.honda.co.jp/manual-access/navi/vrm-155vfi/pdf/vrm-155vfei_vfi-c-all.pdf

入力画面が表示されたら、Honda販売店から受け取った「登録完了のご案内」に記載されている4桁のパスワード(暗証番号)を入力し、「決定」をタッチします。これにより通信が開始され、初回認証が行われて暗証番号が本機に設定されます。設定が完了すれば、以降はこの暗証番号入力なしでインターナビサービスを利用できるようになります。​
初回設定が正しく完了したかどうかを確認するには、実際にインターナビに接続してみることをお勧めします。例えば「internavi交通情報取得」をタッチして、地図画面に点線の交通情報が表示されれば設定は完了です。なお、交通情報のない地域で取得を行った場合は何も表示されないことがありますが、エラーメッセージが出なければ問題ありません。​

インターナビ暗証番号を忘れた場合の対処法

暗証番号を忘れてしまった場合やインターナビに接続できない場合は、いくつかの対処法があります。まず、パーソナル・ホームページからパスワード(暗証番号)を変更した場合は、ナビ本機側の暗証番号も変更する必要があります。ナビ画面で「internavi」→「internavi設定」→「認証設定」の順にタッチし、認証設定画面を表示します。​
認証設定画面では「暗証番号変更」をタッチすることで新しいパスワード(暗証番号)を入力できます。新しい暗証番号を入力して「決定」をタッチすると、再度同じ暗証番号の入力を求められるので、もう一度入力して「決定」をタッチします。これにより通信が開始され、暗証番号の変更が完了します。​
それでも解決しない場合や「登録完了のご案内」の書類そのものを紛失してしまった場合は、お近くのHonda販売店に相談することが最も確実な方法です。販売店では会員IDの確認や暗証番号の再発行手続きを行ってくれます。特に中古車を購入した場合など、前オーナーの情報が残っている可能性があるため、販売店での手続きが必要になることがあります。
参考)パスワードロックやセキュリティロックでカーナビが起動しない場…

インターナビ暗証番号とセキュリティコードの違い

インターナビに関連する認証情報には、4桁の暗証番号とは別に「セキュリティコード」というものも存在します。これらは混同されやすいですが、役割と用途が大きく異なります。暗証番号はインターナビサービスへの接続に使用される一方、セキュリティコードはナビゲーション本体の盗難防止機能として機能します。​
セキュリティコードは5桁の数字で構成されており、セキュリティカードという名刺サイズのカードに記載されています。このコードが必要になるのは、ナビゲーション本体を車両から取り外して別の車両に取り付けた場合や、バッテリー交換などでバッテリーとナビの接続が一時的に切れた場合です。セキュリティ設定を「する」にしている場合、これらの状況でセキュリティコードの入力が求められます。
参考)車両のバッテリー交換後、ナビゲーションにセキュリティコードを…

セキュリティコードを紛失した場合も、Honda販売店に相談することで対応してもらえます。ナビのシリアルナンバーから検索が可能ですが、シリアルナンバーを確認するためにはナビを取り外す必要があるため、最低でもナビの脱着工賃が発生します。費用は2,000円から3,000円程度、作業時間は30分程度が目安となっています。
参考)『NBOXを中古車で買ったんです、今日バッテリーが上がっ..…

インターナビ暗証番号が必要になる場面

インターナビの暗証番号が必要になる場面は、主に初回のサービス利用時です。新車購入後、初めてインターナビ・リンク プレミアムクラブのサービスに接続する際には、必ず暗証番号の入力が求められます。また、パーソナル・ホームページ上で暗証番号を変更した場合も、ナビ本機側で新しい暗証番号を入力し直す必要があります。​
中古車を購入した場合は特に注意が必要です。前のオーナーが使用していたインターナビの登録情報が残っている可能性があるため、新しいオーナーとして利用するには会員登録のやり直しが必要になります。この際、前オーナーが「インターナビ プレミアムクラブ」サービスを解除し、オーナー変更手続きを完了していることが前提となります。
参考)ホンダインターナビの更新で裏ワザを徹底解説!無料条件や地図デ…

また、ナビ本体の設定を初期化した場合や、通信設定をリセットした場合にも暗証番号の再入力が必要になることがあります。インターナビサービスに接続できない、認証に失敗するといったトラブルが発生した際には、暗証番号が正しく設定されているかを確認することが重要なトラブルシューティングの手順となります。
参考)メーカーオプションインターナビ交換(サーバ接続不可)(ホンダ…

インターナビ暗証番号4桁の安全な管理方法

インターナビの暗証番号は、個人情報保護や不正利用防止の観点から厳重に管理する必要があります。Honda販売店から受け取る「登録完了のご案内」は、車検証や自動車保険証券などの重要書類と一緒に保管することをお勧めします。この書類には会員IDと暗証番号の両方が記載されているため、紛失すると再発行の手続きが必要になります。​
暗証番号を第三者に知られてしまうと、インターナビサービスへの不正アクセスや個人情報の漏洩につながる可能性があります。特にパーソナル・ホームページには登録地点や走行履歴など、個人の行動パターンが分かる情報が保存されているため、暗証番号の管理には十分な注意が必要です。共有のパソコンでログインした場合は、必ずログアウトすることが推奨されています。​
暗証番号はパーソナル・ホームページ上で自由に変更することができます。セキュリティを高めるために、定期的に暗証番号を変更することも有効な対策です。ただし、変更した場合は必ずナビ本機側でも新しい暗証番号を設定することを忘れないでください。変更後の暗証番号も安全な場所にメモしておくことで、万が一忘れてしまった場合にも対応できます。​
車を売却または譲渡する際には、自分の会員情報をインターナビシステムから削除することも重要です。新しいオーナーが自分の会員IDで登録できるよう、適切に手続きを行うことでプライバシーを守ることができます。Honda販売店では車両の売却時にインターナビの登録解除についてもサポートしてくれるので、相談してみるとよいでしょう。
参考)https://www.honda.co.jp/internavi/navi_manual/pdf/internavi_11hb17.pdf

中古車購入時のインターナビ暗証番号登録

中古車でインターナビ搭載車両を購入した場合、無償更新期間が残っていても、前オーナーの登録情報がそのまま残っているとサービスを利用できません。まず前オーナーが「インターナビ プレミアムクラブ」サービスを解除し、オーナー変更手続きを完了していることが必要です。これが完了していない場合は、中古車販売店またはHonda販売店に相談して手続きを進める必要があります。​
新しいオーナーとして登録するには、Honda販売店で「インターナビ・リンク プレミアムクラブ」の入会申し込みを行います。この際、新しい会員IDと4桁の暗証番号が発行されるので、それを使って初回設定を行うことでサービスが利用できるようになります。通信設定については、ナビの取扱説明書を参照しながら行うとスムーズです。
参考)「ホンダインターナビ」についてです。最近中古でホンダ車を購入…

中古車購入時に注意すべき点として、ナビ本体の暗証番号(PINコード)がわかっているかを確認することが挙げられます。また、無償更新期間の残存有無も事前にチェックしておくことで、購入後のトラブルを避けることができます。販売店によっては、納車前にインターナビの登録情報をリセットしてくれる場合もあるので、購入時に確認しておくとよいでしょう。
参考)https://bbs.kakaku.com/bbs/70100210664/SortID=20827959/

特殊なケースとして、前車と新車の両方がホンダ車でインターナビを利用していた場合、マスターIDを使って登録地点などのデータを移行することも可能です。前車の会員IDとパスワードでログインし、マスターIDを登録した後、新車の会員情報を追加することで、お気に入り地点(Myスポット)などを引き継ぐことができます。​
Hondaインターナビ+リンクアップフリーの公式マニュアル(PDF)
インターナビの詳しい使い方や設定方法について、公式マニュアルで確認できます。

 

インターナビ・プレミアムクラブ公式サイト
会員登録やパーソナル・ホームページへのログインはこちらから行えます。

 

インターナビ暗証番号 忘れた・認証できない・ロック解除の対処法
暗証番号を忘れた場合の具体的な対処法について、実体験に基づいた情報が掲載されています。

 

インターナビ暗証番号トラブルでディーラーを活用する方法

暗証番号に関するトラブルが発生した場合、Honda販売店(ディーラー)は最も確実な相談先となります。ディーラーでは暗証番号の再発行だけでなく、会員IDの確認、ナビ本体の認証設定、セキュリティコードの検索など、インターナビに関する幅広いサポートを提供しています。特に「登録完了のご案内」を紛失してしまった場合や、中古車購入で前オーナーの情報が不明な場合は、ディーラーでの手続きが必須となります。​
ディーラーでの対応には、いくつかのパターンがあります。暗証番号の再発行や変更であれば、比較的短時間で対応してもらえることが多く、手続き時間は15分から30分程度です。一方、セキュリティコードが必要な場合は、ナビのシリアルナンバーを確認する必要があるため、ナビの脱着作業が発生し、工賃として2,000円から3,000円程度が必要になります。
参考)Gathersセキュリティーコード再発行(ホンダ フリードス…

ディーラーに相談する際は、事前にナビの型番やシリアルナンバーを撮影しておくと手続きがスムーズに進みます。また、車検証や運転免許証など、車両の所有者であることを証明できる書類を持参することも重要です。これにより、正規のオーナーであることが証明でき、再発行手続きを円滑に進めることができます。​
ディーラーでは、暗証番号だけでなく、インターナビの通信設定やプレミアムクラブへの入会手続きもサポートしてくれます。初めてインターナビを利用する方や、中古車を購入した方は、ディーラーで一括して設定してもらうことで、確実にサービスを利用開始できます。納車時に販売店でこれらの設定を行ってくれることも多いので、購入時に確認しておくとよいでしょう。
参考)ホンダプレミアムインターナビ使用の会員登録について先月ホンダ…