

b指定のゲームは「12歳以上対象」なのに、実は親の9割以上が子どもに渡す前に確認していないと言われています。

b指定とは、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)が定めるレーティング区分のひとつで、12歳以上を対象とした内容が含まれるゲームに付与されます。 CEROは2002年10月1日から審査を開始しており、日本国内で販売される家庭用ゲームソフトのほぼすべてが対象です。
関連)https://www.cero.gr.jp/smarts/index/17/
レーティングはA・B・C・D・Zの5段階に分かれています。
関連)https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/sspcgame/1489218.html
| マーク | 色 | 対象年齢 |
|---|---|---|
| A | 黄 | 全年齢対象 |
| B | 緑 | 12歳以上 |
| C | 青 | 15歳以上 |
| D | 橙 | 17歳以上 |
| Z | 赤 | 18歳以上のみ |
b指定のゲームには、空想上のキャラクターへの暴力や、露骨ではない暴力表現、軽度の不適切な言葉遣い、ギャンブルを連想させる表現などが含まれる場合があります。 つまり「B=子ども向け」ではないということです。
関連)https://www.playstation.com/ja-jp/legal/ratings/
ほぼ全ての格闘ゲームや、ドット絵・2Dゲームでも人の死や暴力を露骨に表現した作品はB指定になることがあります。 パッケージの色だけで判断するのは危険です。
関連)https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38270.html
CEROの審査では、暴力表現・性表現・反社会的行為表現・言語表現の4カテゴリが評価されます。 b指定(12歳以上)は、「露骨ではない」レベルの暴力や軽度の不適切表現が許容される区分です。
関連)https://www.cero.gr.jp/smarts/index/17/
具体的な審査対象には以下のような表現が含まれます。
関連)https://www.cero.gr.jp/smarts/index/17/
これが重要です。パッケージ裏のコンテンツディスクリプターアイコンには、b指定以上のソフトでこれらの表現カテゴリが明記されています。 購入前に裏面を確認する習慣が基本です。
関連)https://support.nintendo.com/jp/rating/index.html
また、ゲームの本編だけでなく、隠しコマンドや裏技など収録するすべての表現が審査対象になります。 「表向きは子ども向けに見える」タイトルでも注意が必要ということですね。
関連)https://www.cero.gr.jp/smarts/index/17/
b指定に分類されるゲームは思いのほか多く、有名タイトルが含まれています。格闘ゲームのほぼ全シリーズ、「真・三國無双8」「聖剣伝説2」「大逆転裁判2」「ソードアート・オンライン フェイタル・バレット」などがb指定です。
関連)https://www.bengoshierabikata.com/2628/
子どもが喜びそうなタイトルでもB指定の場合があります。
シリーズ作品の場合、前作がA指定でも続編でB指定になるケースがあります。 「前に買ったやつと同じシリーズだから大丈夫」という判断は通用しないことがあります。
長距離ドライブ中に「とりあえず子どもが静かになるから」と渡す判断は、このリスクを見落としやすい場面です。これは見落としやすいポイントです。車内という密閉空間で子どもが集中してプレイする環境では、暴力表現や不適切な言語がより強く印象に残ることがあります。
車でのドライブ中にゲームを渡す場面は多いですね。その前に確認すべき点を整理します。
① パッケージ表面の年齢区分マークを確認する
緑色の「B」マークが付いていれば12歳以上対象です。 12歳未満の子どもには、黄色の「A」マーク(全年齢対象)のソフトを選ぶのが原則です。
関連)https://www.cero.gr.jp/smarts/index/17/
② パッケージ裏のコンテンツディスクリプターアイコンを確認する
b指定以上のソフトには、どのような表現が含まれているかを示すアイコンが裏面に記載されています。 暴力・恐怖・言語など、子どもに見せたくない表現が含まれているかここで判断できます。
関連)https://www.playstation.com/ja-jp/legal/ratings/
③ ダウンロード版・デジタル版も同様に確認する
物理パッケージがないデジタル版でも、プラットフォームの販売ページにレーティング情報が記載されています。 任天堂・PlayStation・各ストアの商品ページで確認できます。
関連)https://support.nintendo.com/jp/rating/index.html
確認は30秒あれば完了します。この3点を習慣にするだけで、子どもへの不適切なコンテンツ接触リスクを大幅に下げられます。
一般的なレーティングの話では触れられない視点があります。それは「車酔い」と「目の疲労」です。
車内という揺れる環境では、激しいアクション系やFPS視点のゲームは酔いやすく、子どもの体調悪化につながりやすいです。b指定ゲームに多い格闘・アクション・シューティング系は、こうした意味でも長時間ドライブ向きではありません。
車内向きのゲームの条件は以下のとおりです。
たとえば「あつまれ どうぶつの森」「ポケモンシリーズ」「桃太郎電鉄」などはCERO Aで、視点移動も少なく、ドライブ中向きとして実績があります。これは使えそうです。
子どもが「もっとやりたい」と言っても、目の疲労や酔いのサインは早めにキャッチしてください。1時間に1回は休憩を挟み、ゲームをオフにする時間を設けるのが基本です。
レーティング確認と「酔い・疲れにくいジャンル選び」の2軸で選ぶと、ドライブがより快適になります。
CEROの公式サイトでは、タイトルごとのレーティングと対象表現を無料で検索できます。購入前の確認に活用してください。